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【投稿】冷凍焼き芋の登場

昭和から平成の時代は「焼き芋」とは、焼き芋屋さんから買うものだった。

煙突から煙を吐き出す屋台を引いた焼き芋屋のおじさんが、「いーしやーきもー、いもいもー 」と、なぜか「いも」のところを2回繰り返すのがお決まりになっていて、その声が聞こえると「 焼き芋屋さーん」と声をかけ、焼き芋屋さんは「ハイヨ ー」 と答えて、商談が成立した。

「今日はやけに寒いわよねー」「 大きいのちょうだい」 などの会話を交わし、 小さい焼き芋をおまけしてもらったりもした。

石焼き芋は、秋から冬にかけて、特に冷たい寒空で食べるのが定番であった。しかし時代は変わり、令和になってから通販という便利なものが現れ、今度は焼き芋ではなく「冷凍焼き芋」が出現してきたのだ。

焼き芋は今や、店頭のスーパーでも見かけるようになったが、「冷凍焼き芋」は肉声もいらないし、煙も出ないから煙突もいらないのだ。でもやっぱり私は、お芋は「焼き芋」に限ると思うのだ。 通販やスーパーで購入した「冷凍焼き芋」と、ほくほくの焼き芋屋さんで買う「焼き芋」は、果たして同じ味なのか。

もちろん「冷凍焼き芋」は冷凍のまま食べるわけではなく、電子レンジでチンして食べる。 袋の右横に「茨城県産・紅はるか」とあり、中央に大きな文字で堂々と「冷凍焼きいも」と書いてある。 そして当然のことながら手にとってみると、ヒヤッと冷たいのだ。

しかし、冷凍焼き芋は価格が安い。 焼き芋屋さんで買えば、1本400円から500円のものが、冷凍だと200円前後で買える。

「冷凍焼き芋」を電子レンジでチンして食べてみる。

あ、違う、全然違う。 焼き芋屋のお芋はホッコリしていたが、この冷凍焼き芋はホッコリではなくネットリだ。 焼き芋というより甘い煮芋のイメージだ。でも、これはこれで美味しーい。

焼き芋の未来は今後も輝いている。 

4 COMMENTS

大好き

なんでもかんでもレトルトですね😅
抵抗あるけど、見つけたら、一度食べてみます👍美味しいのかな?
でも、やっぱりトラックの芋には負けるよね😅

蝉しぐれ

安いらなら、冷凍も有りでかね。😀

焼き芋屋さん🍠

「おまけのおじさんだよ~」と繰り返しながら木曜日の6時ころ家の前を通る焼き芋屋さんです。遠くから「おまけの…」が聞こえると我先に飛び出します🍠
家族の思い出です🍠😊

冷凍?おじさんから買うから美味しいんじゃないかい?🤭

イモ掘り遠足

子どもと一緒に掘って、たき火で焼いて食べたのが最高の焼きいもでした。とはいえ思い入れのなせるワザではあります。いまでは屋台、スーパー、冷凍と選択肢が増えたので、いつでもおいしい焼きいもが食べられます。

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