春のうららかさを感じよう

【東京朝高】アーカイブ写真⑧-教育援助費と奨学金

金日成首相は1956年10月に朝鮮を訪問した日本の第2次国会議員訪朝団に、共和国から送金する民族教育の教育援助費と奨学金を日本政府が受け入れるように依頼します。当時は日本政府の承認なしには朝鮮から送金することが出来なかったのです。

朝鮮赤十字会は日本赤十字社に対して「貴社を通じて教育費および奨学金を、在日朝鮮人教育会に伝達出来るように援助を乞う」との要請を行ないます。

このような経過を経て1957年4月、第1次教育援助費が朝鮮赤十字会名義で在日朝鮮人教育会あてに送金されて来ました。