春のうららかさを感じよう

あの頃のSF漫画『ジョジョの奇妙な冒険』

1987年に『週間少年ジャンプ』から始まったこの漫画は、現在も連載中の息の長いシリーズです。単語本は既に100巻を超え、2016年時点での累計発行部数は、1億冊を突破!海外へも輸出され世界的な人気漫画となっています。

物語のストーリーは複雑ですが、簡単に要約すると、19世紀🇬🇧貴族の血筋ジョースター家の青年ジョナサン・ジョースター(愛称:JOJO)と下層階級の野望を持った青年ディオ・ブランドーとの100年に渡る、因縁の抗争劇を描いた作品です。

世代交代する度に主人公がジョースター家の子孫達に変わる、壮大な物語。対峙する敵は、第3部までが吸血鬼化した怪物ディオです。武器は、精神エネルギーの波紋。第三部からは、波紋が更に進化した、潜在能力がビジョン化した「スタンド」へと変わる。激しい戦いが繰り広げられる。作品に込められたテーマは『人間賛歌』を謳っています。正義とは❓(^^)

第一部〜第三部までの敵は、ディオでしたが、ジョナサンの孫のジョセフの娘の子供の空条承太郎(JOJO)によって倒されます。第四部から舞台は日本に❗

そして主人公は、ジョセフ・ジョースターの隠し子(浮気相手の子)東方仗助(JOJO)に移る。敵は猟奇殺人鬼に変わる。この回が漫画アニメ共に一番人気です。(^^)

第五部の舞台はイタリアへ。今度は宿敵ディオの血筋を引く、隠し子のジョルノ・ジョバーナ(JOJO)に移ります。敵は、組織内のボス。

第六部は、アメリカ🇺🇸での主人公は空条承太郎の娘ジョリーンに❗

第七部からは、ガラリと衣替えして、平行宇宙?での話に。時は戻り19世紀の西部時代へ。

第八部も平行宇宙〜舞台は日本へ…。以上、あちらこちらへと舞台も主人公も変わりながら、現在続行中の長編漫画です。💦

この作品は、2006年度『日本のメディア芸術100選』漫画部門2位に選ばれました。因みに一位は『AKIRA』です。世界的にも高く評価されていて、2009年より🇫🇷『ルーヴル美術館』で毎年定期的に作品が展示されています。パリジャンもJOJOが大好きみたいです。

ジョジョ立ち❗❗作者の荒木飛呂彦氏が、単行本の表紙として、主人公達をミケランジェロの像みたいな、カッコ良いポージングで描いたのがはじまり。コレが若い人達に受けて、一時期流行しました。これからは、記念写真の撮影時には『JOJO立ち』の決めポーズで❗

2 COMMENTS

ブラックジャック

漫画か~💦
数年前に「ブラックジャック」を読んだ後は、ご無沙汰してますね~🤔
しかし、安倍晋三の決めポーズは、ムカつくな~🤢
オレが漫画家だったら、安倍晋三をヒールにして、ボコボコにしてあげるのになぁ~
今までで、一番腹立つ政治家😎

人間讃歌

★漫画は国家戦略⁉️
たかが漫画、されど漫画。長年蓄積さるこの資産、今や国家戦略にまで昇格された❓他に類なき日本独自の漫画やアニメ等サブカルチャー。昭和34年生まれは、この中に浸かって育った世代なんじゃないでしょうか。手塚治虫の『鉄腕アトム』に始まり様々な作品を観て育ちました。

良い年した大人が…。等と揶揄されながらも、無意識に漫画を自然と受け入れている自分がいます。(^^)

『ジョジョの奇妙な冒険』は、漫画で表現された、叙事詩的・人間讃歌の壮大なストーリー作品です。逆境の中でも希望を失わずに生き抜く姿が励みに❗️絶対に諦めない❗️痛快で面白い。でも滅茶苦茶長い漫画。ついて行きのが少々シンドイ❓(笑)

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