卒業の春…再会の準備を始めよう

申潤福「妓房武士」

布団を慌てて引き上げ、戸外の妓生に対してどうしてここへやって来たのかと、いきり立つ武人の表情が圧巻である。これは作者の申潤福自身の経験もあるのではないかと想像したり、遠くから盗み見て描いたにしては、武人の表情が余りにも自然で絶妙だ。

「蕙園伝神帖」の内「妓房武士」28.2×35.6㎝

木の葉は青く、夏の昼下がりの頃か。傘を被った妓生が家に上がろうとすると、それを知った武人が神経質そうに開いた戸から身を乗り出している。部屋の妓生も外に目をやるが、その赤いチマと盛り上がった布団の上に置いた手から、その場の状況を窺わせている。

4 COMMENTS

深いんだね

え❓ではこの後修羅場になるのかな?
説明が無ければ全くわからない状況でした。

「ただいま~」
「遅いよ~、プッチンプリンあった~?」
くらいかなと…

すけべ

何となくやらしい~👀💕
色んなストーリーの展開を考えちゃうけど~ やっぱり、いやらしい~😍
そのように考えてしまう自分が、一番いやらしい~😊
まっ、元気だと言う証拠ですね~👍

オレも押してみたい😅

エロティシズム漂う作品ですねー。
会陰のツボでも押すのかなぁ(笑)

(エセ)故美術愛好家

欧米のポルノは男女ともに局部まるだしで情緒がないと、日活ロマンポルノを愛好した知りあいの日本人が言っていました。しかし浮世絵はまさにデフォルメされた「局部まるだし」です。幕末明治初期に外貨獲得のため海外に流失した日本の春画を見て、欧米人は日本人男性がみな巨根(デカチン)のもちぬしだと信じたそうです。朝鮮と日本の春画のどちらがいいか、好みがわかれると思います。

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