写真で見る在日⑭-分断と戦争

祖国解放の歓喜は、朝鮮半島が米ソ対立、冷戦の最先端にたったことでかき消され、再び民族に試練を与えた。

下山事件の新聞報道(1949年7月)
三鷹事件の新聞報道(1949年7月)
松川事件の報道(1949年8月)

南北二つの政権成立をめぐっての抗争、続く3年余にわたる戦争は世界史における社会主義、資本主義の真価を問う仮面をもたされて、何百万の民衆の犠牲と国土の荒廃をもたらした。

自衛軍出願記念(千葉県)
民団神奈川県本部の自衛軍出征祝い

勝敗の決着もつかず休戦に終わり、本来同質である民族を武力とイデオロギーでそめかえた。互いに正当性を譲らず、優位に立とうとする熾烈な対決がはじまった。在日の社会は母国分断の影響を直接受けた。

吹田事件の報道(1952年6月)
メーデー事件等の新聞報道(1952年5月)

米軍占領下、日本に住む在日同胞は様々な面で敵視の対象となった。民族教育の弾圧や三鷹、松川、下山事件など不可解な事件を口実につくられた団体等規制令の最初の適用団体が朝鮮人聯盟及びその関連団体であった。

新朝鮮1952年7月25日付
停戦実施を呼びかける民戦福井県のビラ

朝鮮戦争で対立はいっそう先鋭化した。北を支持する側は祖国防衛隊を組織し、南を支持する側は600名以上の青年学徒が国連軍として参戦した。

祖国防衛隊系列機関紙「北極星」

一方日本は戦争の後方基地になった。中国革命などの波及に対する対抗措置として公職追放解除、警察予備隊(自衛隊)や海上保安庁の創設など再軍備が進み、弾丸、戦車、大砲、軍艦をつくる軍需特需が経済力を向上させた。

2 COMMENTS

38度線

社会主義と資本主義の真価を問う戦い~💦
どうでも良いけど~ 朝鮮半島でのドンパチはやめてくれよ~って😆
自分の家に、友人を呼んで飲んでいたら、友人同士が喧嘩になった~💦
ガチでやるなら~ 家の中でやらないで、外出てやってくれよ~🤦‍♂️
居酒屋でも、客同士の喧嘩は、店に迷惑がかかるので、外に追い出されるもんね~
ちっ、とんだとばっちりを食ったもんだ~😞

夢のまた夢

この頃の一連の朝鮮情勢を見ると本当に祖国の平和的統一を望んでいるのか疑わしくなってきますね。朝鮮の平和的な統一を願っているのは北と南に挟まれた在日の同胞だけで、本国の指導層や特権階級は自国の社会制度を守るために必死…。こんな状況での祖国統一など夢でしかないのか…。死んだ行ったご先祖様に申し訳ない気持ちでいっぱいです。

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