あの頃のSF漫画『AKIRA』

1980年代を代表する、日本のSF漫画。近未来の日本(2019)を舞台にしたこの作品は、絶対エネルギー「AKIRA」の存在と、その脅威が描かれています。この作品が世界中に与えた影響は計り知れません。また作者の大友克洋が描き出す、リアルで精巧なメカの数々も魅力的です。

原作は、`82.12〜`90.6『週間ヤングマガジン』に連載。全120話

漫画の中に登場するネオTOKYOと、開催が中止された東京五輪など、40年前に空想で描いた2019年の世界が、現代と酷似していてぞっとします。まるで“予言の書“みたいです。

NHKスペシャル`18〜`21に掛けて6回に分けて放送された『東京リボーン』。2020年東京オリンピック開催に合わせて制作された特番でしたが…。この番組のイメージキャラとして『AKIRA』の大友克洋が登場しています。

漫画・アニメの影響を受け、玩具も多数売り出されましたが、それだけでは飽き足らない一部の人達は、何とDIYで、実車バイクまで作ってしまった。

この漫画、物凄い影響力ですね。とか言ってる私もですが…。