卒業の春…再会の準備を始めよう

【投稿】コロナ禍がもたらした新しいお葬式の形

今、コロナウイルスをきっかけにして、葬儀の自由化が進んでいるという。「家族葬」や短縮形の「直葬」「 1日葬」 お経や位牌なしの「無宗教葬」、そして昔ながらの「自宅葬」など、業者に頼らない「DIY葬」も増えていると聞く。 

また、自分が死んだら川に流してくれたらいいと、仏壇も位牌もなく、小さなスナップ写真だけを飾った簡素な葬儀も増えているという。シンプルながらもそういう葬儀があってもいいと思う。

コロナ禍では葬儀の形も変えてしまった。 お坊さんや位牌は無しでもいい、霊柩車はいらないと葬儀の簡略化が進むとともに、それぞれの価値観にあった自由な弔いが加速度的に広まりだした。

 今はユニークな試みをしている葬儀社も増えたと聞く。近年は生け花の祭壇が主流になっていたが、大きなシルクスクリーンを用意した祭壇作りを提案し、故人の写真や動画などを流すのも好評だと聞く。 葬儀の縮小が言われている中、葬儀社が提示する価格プランも、驚くほど下落していると聞く。 

さらに驚いたことに、コストダウンを図りたいなら「セルフ」という手もあると聞く。 棺桶や骨壷、お坊さんの手配すら今はネット注文が可能な時代だ。 3万円以下で火葬までできる場合もあると聞く。

でも、いざ「セルフ」でしようと思っても大変だと思う。 それは遺体の処理だ。遺体をケアをし、ドライアイスを詰め、火葬場まで持っていく処理は、やはりいくら安く済むからといっても大変な作業だ。

亡くなってすぐ火葬してくれればいいが、火葬場の予約などで葬儀まで1週間ほどかかるのが問題である。 7日間ともなればさすがに長いし間延びするのだ。 自宅から葬儀場まで送り出す「 再期の日」を、どのようなものにするかは故人としっかり向き合い、考えることが大事になる。

私が知っている知人も、何年か前に葬儀は家族葬で行ったそうだ。 弔問客を一切入れず、 通夜の日には親戚が集まり、チャンゴやドラを鳴らし、歌い踊り、お酒を飲み交わしながら、天国に旅立つ故人を弔ったそうだ。 葬儀を自分たちで考え見送ったという充実感や満足感が今でも残っていると知人は言った。

亡くなった故人の耳元で歌い、語りかける子供達や孫たち。 そんなお葬式があってもいいと思う。 

3 COMMENTS

まぁ~どうにかなるさっ👏

色んな送り方があって良いよね~💕
昔、アボジが無くなった時、お通夜で、夜中アボジが寂しいと思って、祭壇の前に布団をひいて、兄弟みんなで夜を明かしたことがあった💕
さて、自分はどのように送ってもらおうかな? ゆっくり考えてみる~👀
だって、まだまだ随分と先の話だもん~👀 って見栄を張って元気に酒を飲んでいる、今日この頃😊 寂しがってくれる人が、果たして何人いるのかも、怪しいもんね~💦

時代の流れ

自分の最後はなんにもしないでもらいたい私にとっては、良い時代の流れになってきたと思っています。これなら、遺族にあれこれ説明しなくても「一番簡素に」を解ってくれそう。
全部終わったら報せるから一回だけ手を合わせてね💕🤭

生前整理

同感です。いままで冠婚葬祭は通過儀礼と心えて耐えてきました。死後の世界を信じないわたしとしては最後くらい自由にさせてほしい。葬式なんてまっぴら御免こうむります。

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