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【お知らせ】「年金手帳が来年廃止」って知ってた?

みなさんが持っている年金手帳。来年の4月1日に廃止って知ってましたか。私たちが学生から社会人になったときに受け取る年金手帳。ちょっと特殊で保険証やパスポートのように身分証としては使用できなかった代物で、会社で預かっているケースもあり、手元にないという人もたまにはいたりします。ではどんな時必要だったのか?就職や転職の際に人事部などから、手続きのため提出を求められた、というくらいかなあ?

年金手帳は1997年に記号番号が一本化されて、加入者ひとりひとりに10桁の基礎年金番号を割り当てることになりました。手帳の表紙の色も1974~96年に発行されたものはオレンジでしたが、基礎年金番号に一本化されたのを機に97年からはブルーに変わっています。年金手帳に記載されている内容は、基礎年金番号、国民年金の種別、厚生年金保険の加入・脱退記録など、とても大切な情報が記録されています。

年金手帳がなくなるとどうなる?

将来年金を受け取るための重要な情報が記載されている年金手帳。なぜ廃止になるのでしょう?これはいま政府で盛んに宣伝しているマイナンバーの交付により、手帳で基礎年金番号を管理する必要がなくなったというのが、手帳廃止の大きな要因です。

必要がなくなったというよりも、12桁のマイナンバーに基礎年金番号を紐づけていくということでしょう。必要な個人情報はすべてマイナンバーによってシステム管理されるようになるということ。年金手帳の廃止に伴い来年の4月以降は、手帳の再発行の手続きをした場合には、手帳の再交付はなく、基礎年金番号通知書が交付されます。

自分の年金情報はどうやって確認する?

自分の年金情報を詳しく知りたい時、自分で調べる方法があります。まずは毎年誕生月に送られてくる「ねんきん定期便」。直近1年間の情報、自分の年金記録、将来受け取れる年金の見込み額などが記載されています。35歳、45歳、59歳の節目の年には封書で、それ以外の年ははがきで送付されます。

「はがきを紛失してしまってわからない」、そんな時はPCやスマホから「ねんきんネット」にアクセスすれば、いつでも確認をすることができます。その際必要なのが「基礎年金番号」です。基礎年金番号を入力し、ユーザーID、パスワードなどを設定します。

捨てないで保管しておく

マイナンバーの登場により、その役割を終えた年金手帳。手帳をすでに交付されている人は引き続き利用はできますが、今後は基礎年金番号通知書が代わりとなります。基礎年金番号は将来年金を受け取るための大事な番号。来るべくその日まで自宅に保管しておくのがベストかもしれませんね。日本年金機構に連絡をしても、電話やメールでは教えてもらえず、確認をするためには書類でのやりとりが必要となることもあるので、必要なくなったといって捨てずに保管し、年金をもらう日まで大切に保管をしておきましょう。

3 COMMENTS

安心安全な~???

そうなんだ~💦
オレの背番号~ 何番だったかな~?😞
背中だから、見えないんだよねぇ~😢 って冗談はさておき~
ほんとにもらえるのかな? 微々たるもの? 財政が破綻したら? 国債は?
消費税でまかなう? … 
不安が付きまとう~🤢

どこに置いた?

年金手帳どこに置いたかな〜😓
今から探そ。情報ありがとね。

もう始まってるよ

私、会社の厚生年金の仕事を担当しているのですが、先日こんな問い合わせがありました。従業員の扶養家族に入った人のマイナンバーを知らせてとの事でした。どんどん、紐付けがはじまっているなあと実感してます。

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