梅雨明けから本格的な夏へ

【投稿】報道の自由度ランキング

国際NGO組織「国境なき記者団」が、5月初旬に発表した今年の「報道の自由度世界ランキング」で、日本は180カ国の地域中70位だった。

民主党に政権交代した鳩山由紀夫政権時代では11位になり、北欧の先進国群と肩を並べたことはある。

しかし自民党が政権を奪取した安倍晋三政権時代以降に下降傾向は続き、ランキングの発表は毎年のようにあったが、主要メディアではほとんど報道されることはなかった。

国境なき記者団は「報道の自由の定義」を「ジャーナリストが政治的、経済的、法的、社会的干渉から独立し、心身の安全への脅威がなく、公共の利益にかなうニュースを選択して報道し、広めることができる能力」としている。

まあ、この定義も偏った側面はあると思うのだが、ランキングの上位には、ノルウェーやデンマーク、スウェーデン、オランダ、フィンランド など欧州の先進国グループが並んでいる。

これに対し日本の70位に続くのはコモロ、アンゴラ、マルタ、ネパール、コソボ、 中央アフリカなどの途上国並みの「問題あり」グループに分類されている。62位の韓国にも負けている。そしてG 7(先進7カ国)の中ではダントツの最低国という位置づけだ。

その原因はどこにあるのだろうか。この報告書では、日本は議会制民主主義国で、メディアの自由は一般的に尊重されてはいるが、伝統的な利益やビジネスの利益、政治圧力、男女不平等などにより、ジャーナリストが監視の役割を果たすことができていないと断じている。

そして抽象的だが、具体的には安倍晋三政権以降の日本は、国家主義や右派の台頭で、「愛国的でない」とみなされる「反日」ジャーナリストへの日常的な攻撃のほか、政治家の汚職やセクハラ、放射性物質を含んだ汚染水問題や環境汚染、新型コロナなどのデリケートな問題に対しては「自己検閲」や「忖度」が働いているとみなされている。

また、日本メディアの自己検閲を促す制度として「記者クラブシステム」の弊害を指摘している。

記者クラブは、日本新聞協会加盟の規制メディアの記者などで構成され、記者会見参加資格を特権的に持つが、海外メディアの記者やフリーランスの記者、週刊誌などは排除され、記者会見への自由なアクセスができないことが多いのだ。このような日本の記者クラブの排他性と差別は、ちょっと他の国にはない特異な構造だ。そして記者クラブを構成する主要なメディアは、社会に強い影響力があるとされる「読売」や「朝日」と言った全国紙と「NHK」だ。 

このような昔からの体質がゆえに、記者クラブの記事は無味乾燥で面白くないという評判が出る。やはりジャーナリストも、切磋琢磨する競争がなければ、マンネリな報道に陥るのは避けがたいかもしれない。新しい別の記者会見場を設立し、外国人記者やフリーランス、週刊誌の記者などの自由参加を認めたらどうだろうかと個人的には思っている。

そして総連の機関紙だと言われている「朝鮮新報」だが、これもあいかわらず北朝鮮から送られてくる朝鮮中央通信や労働新聞の原稿のコピペに始終している。もちろん機関紙だけあって総連中央の検閲よろしく、記事にはまったく新鮮味がなく、こんな新聞を誰が読むのかと疑問にさえ思えてくる。

そして、この「朝鮮新報社」から旅立っていった後輩たちが、日本の主要な新聞のメディアやフリーランス記者として頑張っている姿を見るととても嬉しくなってくる。やはりジャーナリストたる者は権力や組織に縛られず、自由闊達に記事を書いてほしいと思っている。

そして、最後に北朝鮮は何位なのか…。180カ国の地域中177位でした。かろうじて最下位からは脱出したのね。

3 COMMENTS

報いは必ず来る👍

結局日本と言う国は、どんどん悪い方向に進んでいるんだね~💦
何が「美しい日本!」だ~ ばかやろう~安倍😒とんだ曲者が日本を牛耳ってたんだよね~💦やりたい放題だったんだよね~💦今もし生きてたら、また何を企んでいるかと思うとぞっとするよ~💦

疑ってかかる

ジャニーズ、もりかけ、裏金。これらの報道もみな忖度。それでも東京新聞が少し頑張ってるかな。
北の報道も日本の報道もあまり変わりないと思う。
嫌気がさしてテレビはほぼ見ない。ネットも溢れすぎてどれが本当で嘘なのか…分からない。

すこし驚き

北朝鮮が最下位と思ってたのに、そこはハズレたなぁ。

現在コメントは受け付けておりません。