春のうららかさを感じよう

【書籍】食について考えるおすすめ本

いつも『私流❤』さんの記事「作っちゃいますね」は、気負わず楽しんで料理してる様子がよく伝わりますねぇ。尊敬しちゃいます。毎回楽しみにしています💕

そこで、食べることの「楽しみ」って? 誰かと一緒に食べたり料理することで美味しさも楽しさもアップし、強いては、食べる=生きることに繋がるんだと思います。

それが世の中の歪み?なのか目に見えないコロナウイルスの存在に脅かされ食生活のあり方まで変化してますね❗あらためて「食」・「料理」について何冊か読んで、思いを巡らしてみました。

① 樋口直哉『新しい料理の教科書』

今と昔では食材が違うから料理法も当然変わる!一例として昔と今ではお米の品質がまったく違うから昔のように手のひらでごしごしする必要はなく、米粒の表面を洗い流せばOK……。

当たり前を見直すこと、実は今となっては意義はないので、こう考えた方がいいよ…という提案、定番のハンバーグや生姜焼き等にも当てはめて掲載されてます。何事も時代背景や環境の変化なんでしょうかね…、理屈が分かれば、はやみち出来るかなと思った本でした😁

② 土井義晴『くらしのための料理学』

料理には「暮らし(日常の料理)」と「特別な日(非日常)の料理」があるという。「非日常の料理」では、きれいであること、時間をおいても安心して食べられることが重視される。正月のおせちでは、雑味を除き、栄養価を損ねたとしても、きれいで安心に仕上げてきた。神様のために感謝をこめて、華やかに飾ってきた……「日常の料理」では「一汁一菜」を提案。ご飯を炊いて味噌汁を作り漬物があれば完成。

余裕がある人は、楽しみとしておかずを作ればいい。まずは「一汁一菜」をきちんとお椀によそい、お皿に載せ、お膳に整える。心を落ち着かせるだけでなく食品ロスをなくし、地球を労ることにも繋がる。

私たちの身体をつくる「料理」。生きて行く上で欠かせないからこそ、毎日の食事を作ることにプレッシャーや負担に思わないで、肩の力を抜いて心豊かに…。きれいにきちんと整え心穏やかに腹八分目…そして「地球を労る」ということにぐっときた本でした🤣

③辺見 庸『もの食う人びと』

人は今、何をどう食べているのか、どれほど食えないのか……。飽食の国に苛立ち、異境へと旅立った著者は噛み、しゃぶる音をたどり、紛争と飢餓線上の風景に入り込み、ダッカの残飯からチェルノブイリの放射線汚染スープまで食って食って食いまくる。

人びととの苛烈な「食」の交わりなしには、果たしえなかったルポルタージュ(解説引用)です。世界に目を向けてみました。ちなみに、韓国で儒者に食事作法を学んだり、韓国人元従軍慰安婦に会って直接話を聞き、その苛烈な食と生も書かれてます。

本の内容とは逸れますが、料理は風土とどのように関わっているのか、韓国料理は食べるものは「薬」になるという考え方がある。病気になってから、それを治すための薬をのむよりも、毎日の食生活をきちんとすることで、健康を保つという考え「医食同源」、こうした考え方は、調味料のことを薬念(약 념)と呼び、各種の木の実を炊き込んだご飯を、薬飯(약 밥)と呼ぶことにも表れていますね。

食事法では、西洋のフォークとナイフで食べものを切って口に入れるのに対して、韓国では風呂敷のように料理をすべてひとつに包む「サム」。海苔やチシャのような平面で広さを持ったものであれば、それを広げてあらゆる材料を包み、丸ごと口の中に入れて調和させる……ダイナミックだけど美味👍結局、最後は韓国料理が食べたい❗それが結論でした😀

1日でも早く自由に会える日を願って…。

8 COMMENTS

腹減った~

面白そうな本ですね~😘
やはり普段は、「医食同源」を意識しますね。あと、地域のものを口する。日本だと、コメ・魚・醤油…など現地調達のものを、あまりごちゃごちゃ手を加えずシンプルに~😍
朝から、食のこと考えてたら~ 腹減った~ 「ご は~ ん!!!」🙌

医食同源。

衣食住は、人が生きていく上で欠かせない大切なものです。今の世の中は便利になりました。全て満たされている。ありがたい事です。(^^)

医食同源は、理想的な食事だと思いますが、今の世の中でこれを実現するのは、結構難しい気がします。
コンビニ、ファーストフード、冷凍食品にカップ麺など…手軽に直ぐ食べられる便利なインスタント食品で溢れています。この誘惑を断ち切るのは容易じゃ無い。(^^)

年齢と共に、健康に対する意識が少し高まって来ているかも?余り嗜好品にばかりに走らす、バランスを考えた食事に意識が向き始めているかも知れないです。やはり一番大切な事は食べ過ぎない事でしょうかね〜。
それと、乳酸菌等発酵食品で不足分の栄養を補う。次いでに消化吸収は、善玉菌にやらせて自分は楽をする。(笑)おしんこやキムチ、塩漬け野菜等が良さそうです。

働け‼️善玉菌達よ。なんてね。(^^)

食の変化。

興味深く読ませて頂きました。
食は年齢と共に変わりますよね。昔は肉が好きでしたが今はもっぱら魚がメインです。
とても読みやすくて親しみやすい文章がお気に入りです。
またの投稿を楽しみにしてます。

投稿者

いろいろなコメントありがとございます😊
感染を意識しながらの生活も一年半を越えました。感染への不安、生活への不安、そして様々な不自由や我慢……。
不安や怒りを抱えて生きてる人はどんなに多いことでしょう。こんな状況だからこそ、一人一人冷静にならなければ……とにかく食べて生き延びてほしいと思ったのです💕

食べない健康法

イスラム圏の人達は、月一度の絶食『ラマダン』が恒例行事。24時間水以外何も食べてはいけない。宗教上の戒律に沿って一時食を断つ。
宗教には関心はありませんが、この絶食には少し関心を持ち以前何度か試した事があります。

今の飽食の時代に空風は、慣れないと結構辛いです。まるで禁断症状の様な、食べたい衝動が断続的に襲ってきます。最高で72時間我慢した事がありますが結構辛かった。(^^)

絶食後の食べ物がもの凄く美味しい。調味料不要❗️素材の味だけで充分。この絶食、何度かやって見て気付いた事は、普段どんだけ濃い味を求めていたのか⁉️欲望の赴くままに、これ続けていたら間違いなく成人病になるね。マジで。

空腹は、体が欲する栄養素を探知するレーダ❗️口が求めてくるんです。甘味、酸味、塩味やその他の栄養分なんかを。本能で解る今何が必要かが。。。

1日2食位が丁度良いかも❓若い頃に比べ消費カロリーが極めて少ないから、当たり前かな。
お腹がグーッと鳴って30分我慢すると、一時的に食べたい欲求が嘘の様に静まる。そしてしばらくするとまた、グーッと鳴る。何度か我慢しているうちに、いよいよ体内に蓄えた脂肪を肝臓が分解して栄養分に変えてくれます。つまり痩せる。
絶食は最も効果的な健康法かも知れません。医食同源の食事は、絶食の後実施すると効果絶大かもね。(^^)

投稿者

食べない健康法さん、
‘’食べて‘’→‘”食べない’ 対極ですね😅
確かに空腹は、‘”長寿遺伝子’を活性化する……ってNHKスペシャル番組でも放送されてましたね。
何事も過ぎたるはなお及ばざるがごとし。十分心得ているとは思うけど栄養不足にならないよう安全に……🥰
コメントありがとう❤️

食べない健康法の訳

食べない健康法は、食べる事を否定したものでは無いです。(^^)
私事で恐縮ですが、12年程前私の体型は明らかな肥満体型。歳を重ねる毎に体重が増加❗️連れて血圧も上昇していきました。ウチの家系は、糖尿病に掛かる人も多くて…。このままでは私も遠からず、そうなる恐れが。50歳の時でした。一念発起、ダイエットを強行した結果、3年後に何度か標準体型に戻れましたか、血圧の方は高いままで下がらず❗️元は低い方だったんですが。いつの間にか高くなりました。そして、2年後に心筋梗塞を発症‼️立て続けに2回目もなってしまいました。

幸い2回とも軽症で済みましたが、それ以来現在迄処方箋を飲み続けています。ネックは、血圧を安定させる事でした。医食同源は、昔既に試していますが、体質が変わらないままでは、残念ながらその効果は余り無いです。

色々な食事療法を試しましたが、結局、食べれば一時的にせよ必ず、血糖値と血圧が両方上がります。エネルギー補給なので当たり前ですが。(^^)
それ以外の方法として、先にお話した絶食を試した次第です。
結論から先に言うと、効果的面でした‼️(計画的に)食を一時断つ事は、体質改善に劇的な変化をもたらします。実際試して見て、好結果に驚くばかりです。体質改善後に医食同源を実施すれば最高でしょう⁉️(笑)
以上が、先のコメントを書いた理由です。長文🙏。

投稿者

ご自身の経験に基づき、理由まで補足していただき大変恐縮です。(^-^)
心より皆さまの健康を願ってます‼️

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