春のうららかさを感じよう

街ぶら探訪~多摩編④レトロなトンネルを歩くー武蔵村山市

出発点は「武蔵村山市立歴史民俗資料館」。駐車場に車を止め、道路沿いに少し下ると「横田トンネル自転車道」と記されたレトロな外観のトンネルがあります。

武蔵村山市立歴史民俗資料館
横田トンネル自転車道入口

トンネルは全部で6カ所あって、通れるのは4カ所まで、その先は閉鎖されています。地上は自転車道だけれど、トンネルの地下は多摩川から村山貯水池へ水を運ぶ導水管が通っていて、今も使われています。

横田トンネル
横田トンネル内部

トンネルは西から順に「横田トンネル」「赤堀トンネル」「御岳トンネル」「赤坂トンネル」と地名由来の名前が付いています、閉鎖されている五、六番目の名前はありません。かつてはそれぞれ「第1隧道(ずいどう)」から「第6隧道」と番号で呼ばれていたといいます。

赤堀トンネル
御岳トンネル

東京都内の市で、鉄道が通っていないと言われる武蔵村山市ですが、昔は資材運搬用の「軽便鉄道」が走っていました。村山貯水池(多摩湖)と山口貯水池(狭山湖)建設のため、また戦時中は貯水池の堤防をかさ上げする目的で、羽村市の多摩川から砂利や資材を運び、工事に合わせて敷設と廃線を繰り返しました。

番太池

番太池は江戸時代から田んぼに引水するための灌漑用水地として作られたため池です。

赤坂トンネル
自転車遊歩道はここまで

御岳トンネルを抜けると、周囲の景色は雑木林に囲まれて一変します。赤坂トンネルの先で自転車道は終点となります。

御岳トンネルの先をトンネルがあろう方向にまっすぐ歩くと、閉鎖された第5隧道が現れます。

閉鎖された第5隧道

看板の「進入禁止」の赤い文字が物々しい雰囲気を醸し出し、恐怖感が襲ってきます。

恐怖感に襲われながら来た道を戻ります。帰りは近くの温泉や民俗資料館など、当時の武蔵村山市の歴史を学ぶのも良いかもしれませんね。


1 COMMENT

サイクリング🚴‍♀️〜♪

🚴‍♀️🚴‍♀️ヤッホー♪
多摩のサイクリングコース、良く走りました。気持ちいい〜。
貯水池幅広い橋の広場(歩行者🚴‍♀️専用道路)から観る景色は素晴らしいです。遮るものも無く広々とした開放感が味わえて、気分爽快♪
また行こうかな?命の洗濯に(^^)

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