春のうららかさを感じよう

지영이는 보았다(第4弾)その2

ユミと落ち合ったのは夜9時の少し前だった。凛々しくてセクシーな容姿は相変わらずだ。2人はあのママの가게に入った。客は誰もいなかったので遅い夕食をとりながら話をした。チヨンは自分が置かれている状況をかいつまんで説明する。

黙って彼女の話を聞いているユミの表情は硬い。チヨンの話が終わるのを待ってユミは意見を述べた。

「넌 마쯔야마란 자와 작업에 들어갔니? 아니라면 다행이야. 작업에 들어가서 얻은게 사또의 정보라면 넌 이미 끝장 났을거야. 심문회에선 그 점을 명확히하면서 사태추이를 설명해. 도청녹음도 반드시 첨부하고. 그럼 상층부도 너가 정보를 精査하려던 참에 上司가 막 나간거라고 판단할거야. 지영아, 긴장풀어」と言いながらユミは優しく笑った。

「다만 모든 일을 늘 의심하고」と強調しながらチヨンの肩を軽く叩いた。ユミともっと話したかったが、彼女は最終の新幹線に乗るからと行ってしまった。ユミに相談したおかげで審問会は何とかなりそうだと思えた。

チヨンのもう1つの頭痛の種は、松山がハナの正体を見破ったかどうかだ。可能性は非常に高い。その時、チヨンのスマホの着信音が鳴った。なんと松山からで、明日ランチでもどうですかと誘ってきた。
(위태로운 상황이지만 그와 만나서 어떤 반응을 하는지 지켜보자)…

あの男は韓国大使館に潜伏しているモグラに、最近情報部門で何か変わったことがないか問い合わせてみた。モグラからの返答は素早かった。

〈박지영の担当上司が、中国延吉で何らかのトラブルを起こしたらしい。この件の関連かどうかは定かではないが、チヨンに対する審問が行われるとの噂が飛び交っている〉とのこと。

男はこの件が意味するところを確かめたいと思い、モグラに審問会を調べて早急に知らせるよう求めた。

推測の域ではあるが、佐藤から派生した事案であるなら松山は大した手柄を上げたと言える。スマホコピーの成果を知る立場にない松山が、成果を台無しにすることなくあの女スパイとその上司を陥れたとしたら、自分は立つ背がない。男は湧き上がる妬みと悔しさで歯ぎしりする。

(박지영을 치는 일은 내 몫이다. 누구든 참견 말라)…

          続く