春のうららかさを感じよう

私が選ぶ〈28の未来へ 〉ニューイヤー・コンサート 2020

元旦にテレビや現地に赴いてウィーン・フィルハーモニー管弦楽団の『ニューイヤー・コンサート』を堪能なされる方も多いでしょう。ということで、このブログでも『私が選ぶ 28の未来へ ニューイヤー・コンサート 2020』と題して、勝手に「ニューイヤー・コンサート」を作っちゃいました。

私だけではなく、以下の要領で我はと思う『ニューイヤー・コンサート』をアップしてみんなで観るのも一興かもしれませんね。

それでは、私と삼지연 악단 から新年のご挨拶を送ります。
〈새해 복 많이 받으세요!〉

「美しく青きドナウ」ならぬ「由緒深きテドンガン」彷彿とさせるワルツ「만경대의 노래」でした。

いやぁ、ワルツは雰囲気盛り上がりますねぇ。まるで 옥류관(玉流館)で新年クンジュン・・・ではなく新年ダンスパーティーに参加しているようでした。また、三拍子が朝鮮民族の心をワシ掴みにします。

気分が盛り上がったところで、次は遙かヨーロッパはフランスが生んだ作曲家ビゼーの歌劇「カルメン」序曲の共和国バージョンをどうぞ~。

https://www.youtube.com/watch?v=hKv2_UCo1ZQ&list=WL&index=10

いやぁ、凄いですねぇ。ヨーロッパよりピョンヤンが近いことを音楽で実感させられるとは思ってもいませんでした。思わずのけぞりそうになりました。ここまで 제멋대로 어레인지하고 좋은 것인지 ですね。驚きました。

次は趣を変えて「勉強」といきましょう。私たちはもう若くはないのですから、予め認知症は防止したいものです。そんな時には「勉強」。「勉強」は認知症予防に効果絶大だと言われています。

というわけで、思わず勉強したくなる2曲を選んでみました。今回は、共和国版「배우자」と日本版「勉強の歌」の両方を聴いて頂きます。どうぞ目と耳の両方をご堪能頂いて認知症予防に努めましょう。

共和国版

日本版

若者を観るだけで若返ります。え?、若い男の子がいない? 却下です。自分でコンサート作ってください(笑)。

それでは皆さん、そろそろ時間となりましたので、最後にこの曲でお別れです。
ウィーン・フィルのニューイヤーコンサートでも最後に必ず演奏される「ラデッキー行進曲」です。ご一緒に手拍子もどうぞ。

今年もよろしくお願いします。

( アンドリス・ラクソンス )

2 COMMENTS

クラシック初心者

「カルメン」の 前奏曲をこんな形にアレンジしていいのかな~?東洋風にアレンジしてると断って演奏しているけど。笑いが出てくると同時にこれが우리식대로なのですかね?新年から少し引いてしまうのは私だけでしょうか(笑)

アンドリス・ラクソンス

クラシック初心者 さん。「カルメン」は100年以上前に作曲されたので権利関係は問題無いとは思います。が、原曲のアレンジは、リストのベートーヴェン交響曲ピアノ版、マーラーのシューマン交響曲アレンジなどメロディーラインはいじらないのが基本だと思っています。今回のピョンヤン式「カルメン」序曲はそれらをいじりまくりで、原曲を恣意的に改変しています。共和国は西洋クラシック音楽はまだまだ国策上メインではないので、日頃西洋音楽を聴く機会が少ない人民(上流階級?)が楽しめることが最優先であのようなアレンジをしたのだと思えます。
正月早々からクラシック初心者 さんを引かせてしまって申し訳ありません。一応、正規ヴァージョンも下に貼り付けて起きますのでお耳直しにどうぞ。

(アレンジはこんな具合に)メロディはそのままで民族楽器で演奏用にアレンジしている。会場がニューイヤーコンサートが行われるウィーン・ゾフィエンザールなので何かの交流会か。
https://www.youtube.com/watch?v=M13e1M76SqM

(アレンジなし版))
https://www.youtube.com/watch?v=wnyPXaQ4Kyg&list=WL&index=12&t=0s

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