【思い出】二本の釣り竿

数年前の年末に、埼玉の友人宅で楽しい「おでん大会」にお招きいただいた🍲🍢６名ほどの参加者であったが、緊張感も抜けた土曜日と言うことで、美味しいおでんとお酒で大いに盛り上がり楽しく酔った。

翌日は「鯛釣行」の予定があるので最終で帰るつもりが、ついつい飲み過ぎてしまい、始発で帰宅することになってしまった🚃

まだ船の出船までは時間があるので、二日酔いのまま急いで準備し、フラフラのままどうにか船に乗り込むことができた。

釣り竿をセットしいざ釣りを始めると、船べりに固定した竿が、酔いが残っているせいで二本に見える👀。集中すればするほど酔いが回り、極端に言えば１メートルほども左右に離れている。どっちが本物の自分の竿か？トンチンカンなことを考えながら必死に釣りをしていた。

今日は冬の割には晴れ渡る天気で、ポカポカ陽気も伴い眠気を誘う。釣りをしながら居眠りすると、船長は「なにをやってるんだよ～！寝てる場合じゃないよ！しっかり鯛を釣りなよっ！」と当然ながらこっぴどく叱られる。せっかくの日曜日に１万円も払って自分の船に乗って釣りを楽しんでいるので、鯛を釣ってもらいたい一心で、船長も必死に怒る（いつもプレッシャーをかけて来る😅）

そんなこんなで２時間ほど２本の竿に集中していると、左右に離れてた竿が、45センチ、30センチと次第に近づいてきた😀🎣 お昼ごろ、やっと10センチくらいに近づいて来たあたり、緊張で喉が渇き、クーラーボックスを覗くと、キンキンに冷えた緑の小瓶が見えた。

そう「チャミスル」🍶あまりの喉の渇きに、キャップを開けて、ぐびぐびチャミスルのラッパ飲みをしてしまった。すると、せっかく１本に近づいてきていた竿が、また見る見る広がってしまい。15時までの釣行の間は、ずーっと2本の竿で鯛と格闘することになってしまった。

その日は、どうやって船を降りて、どうやって電車に乗って、どこをどう自宅にたどり着いたのか、まったく記憶にない💦　釣りをするのか？酒を飲むのか？　どっちかにしなさいよっ！　みなさん、お酒はほどほどにしましょう～😝