最近、新聞を眺めていると、相続に関する記事や広告が、やたらと目につく。 雑誌の記事などにも、相続税や贈与税についての特集も組まれている。
世の中にはそんなに相続する財産持ちが多いのだろうかと、やっかみたくなるのは私一人ではないはずだ。しかし記事の内容を眺めてみると、案外せちがらい話も目につく。
何十億、何百億という財産の相続よりも、五千万円以下の遺産相続で、骨肉相食む争いになるケースが多いとか。それまで仲良くやっていた兄弟たちが、にわかに目を三角にして対立する。 それも五千万円以下の遺産相続で…。
また相続というのは、プラスの遺産だけではなく、マイナスの遺産も相続する。借金が多ければ、その借金も相続するようになる。親が死んだら、相続するすべての動産や不動産を金銭で置き換え、それを元に相続するらしいが、 私はモノではない相続もあるのではないかと思う。
親の食べ物の習慣や、生活の習慣、そして親の生き様を受け継ぐことも、相続といえるのではないだろうか。まだ私には健在な両親がいるが、できるだけ両親から多くの昔話を聞いておこうと思い始めている。
私はアボジの青春時代のことを全く知らない。アボジが学生の頃、どんな本を読んでいたのかなど、ほとんど聞くことがなくいまに至っていることに気がついた。
そこで実家に行き、まずは両親の古いアルバムや、手帳やメモをこっそり持ってきては、それを紐解いている。相続すべきものは金銭だけではない。
親の昔話や親の生き様などを聞いたり調べたりすること、 それこそが本当の相続ではないかと年老いた両親をみて、その準備にとりかかっている。
相続する金も💰無いし、話しも無いけど、オモニが作ってたアワビ粥の作り方とチョジャンのレシピは教えてもらった😍 財産です♥️
ホントにそうですね。
私はもっと色々と聞いておけば良かったととても悔やんでいるので、是非。
家系図とかも大事。