好きな役者が突然、自ら命を絶ってしまった。韓国の俳優イ・ソンギュンさんが27日、ソウルの公園に停車中の車内で遺体で見つかった。イさんは無名だった20代を経て30代になって脚光を浴び、40代でワールドスターの仲間入りをした立志伝中の人だった。
今年は、主演映画2本が同時にカンヌ国際映画祭に招待されるなど俳優人生のピークを迎えていたことから、突然の死に衝撃が広がっている。
2001年にはMBCテレビのシチュエーションコメディー「恋人たち」でテレビデビュー。その後は長い間、端役や脇役に甘んじたが、MBCテレビ「ベスト劇場」やKBSテレビ「ドラマシティー」など地上波テレビの単発ドラマ枠で主演を務め、徐々に足場を固めた。
32歳だった2007年にMBCのドラマ「白い巨塔」で高度な職業倫理を持つ誠実な医師のチェ・ドヨン役を演じ知名度を上げた。同年放映されたドラマ「コーヒープリンス1号店」では音楽家のチェ・ハンソン役を演じて強い存在感を放ち、主演・助演俳優として大きく飛躍した。
その後も「パスタ~恋が出来るまで~」や「ゴールデンタイム」などの主演ドラマが高い視聴率と話題性を獲得し、俳優として地位を確立。独特な怒りの演技は「かっとなるソンギュン」というニックネームを生んだ。
映画にも活動の場を広げたイさんは「くだらないロマンス」「逮捕王」「火車 HELPLESS」「僕の妻のすべて」「最後まで行く」などの作品に出演し、押しも押されもせぬ人気俳優となった。また、ホン・サンス監督の「教授とわたし、そして映画」「ソニはご機嫌ななめ」など芸術性の高い映画でも演技力を発揮した。
2019年にはポン・ジュノ監督の「パラサイト 半地下の家族」でパク社長役を演じ、一躍ワールドスターの仲間入りを果たした。この映画は同年のカンヌ国際映画祭で最高賞のパルムドール、米アカデミー賞で作品賞を受賞した。
一方、歌手で女優のIUと共演したドラマ「マイ・ディア・ミスター~私のおじさん〜」では分別のある大人を演じ、幅広いファン層を獲得した。
イさんが人気を集めた理由として、優れた演技力が挙げられる。コメディー、スリラー、メロドラマなどさまざまなジャンルの作品をこなす振り幅の広さと美声に定評があった。
しかしイさんは10月、違法薬物を使用した容疑で警察の取り調べを受けていることが明らかになり、韓国社会に衝撃を与えた。この影響で主演映画の「脱出」と「幸せの国」は封切りが保留され、ドラマ「ノー・ウェイ・アウト」はチョ・ジヌンが代役を務めることになった。
イさんは3回にわたり警察に出頭して取り調べを受けたが、簡易試薬での薬物検査や国立科学捜査研究院の精密鑑定でいずれも陰性と判定されていた。
いい役者が次々と亡くなってしまう。 寂しい限りだ。
韓国のこの悪しき風習(自死💦)どうにか食い止められないのかな?
本来は儒教の国だから、親からもらった身体は粗末にしちゃいけないんだけどね~🤦♂️
連鎖反応が怖いんだよね👀💦 もううんざり💦
「マイ・ディアミスター」が最高でした。残念としか言えません。韓国の社会は閉鎖的で寛容性が無くゆとりが無いのでしょうか?称賛する時は称賛しても、非難する時の攻撃が激しいような気がします。
韓国の報道を見ると、麻薬事件捜査中とありましたが、彼はもう3度も薬物検査で陰性となり、ハメられたと証言していたと言います。陰性反応にも関わらず、延々と続く捜査と誹謗中傷に、絶望したのかも知れませんねえ。
こういう所がいかにも韓国らしいね、悪い意味で…。
残念💢残念💔残念😭
検事役が似合ってたけど、ドラマと実際の取り調べは、違いすぎてたかな?
残念!