仲のいい同級生と高田馬場の美味しい韓国料理店に入りました。炎天下の中、汗をかきながら時間前に到着。開店は夕方の5時からだ。私たちの他には客はおらず、私たちは各々席に着いた。
韓国人の店員さんが、韓国訛りのあるたどたどしい日本語で「注文はQRコードでお願いします」と言って去っていった。
テーブルを見ると、注文用のタブレットは置いていない。テーブルの端っこにQRコードが印刷してあるだけだ。もちろんメニュー表はあるが店員を呼ぶ出すベルもない。さて、誰が注文するのかと考えていたら、みんなやりたがらないのか結局私がオーダーをする羽目になった。
自慢ではないがこう見えて私、QRコードで注文するのは初めての体験だ。「なんか〇〇って、こういうの得意でしょう?」と勝手な解釈をする女子ども。「俺は注文係かよ!」と少しムッと来たが、そこは大人の対応だ。
まず、スマホのQRコードリーダーを使ってアクセスすることから始まる。スマホに店の全メニューが表れるが、細かく分類されているので分かりずらいし字が小さい。スマホで料理を注文する一連の動作を初めてやったが、どうにか四苦八苦して注文することができた。
しかし、スマホを持っていない人は注文できないなぁと、ふと考えてしまった。まあそういう場合には、店員さんを呼べばいいんだと一人納得する。
暫し雑談を交えて談笑し、合間合間で料理をスマホから注文。料理を堪能しながら打ち合わせは終了した。店を出たのが8時だったので、飲み足りない女子は二次会に行こうと男どもを誘う。じゃあ一時間だけならということで、近くの居酒屋へと向かった。しかしここでも注文はQRコードだった。
「お酒もつまみもQRコードオーダーで」注文を! この注文スタイルは人手不足の解消にも一役買っているみたいだ。顧客は店員を呼んで待たされることがなく、店員も混雑時におけるオーダーミスや配膳ミスを減らせるのだ。
いちいち店員さんが注文を聞き取る手間がなく、店側にとってはとても好評らしいが、私たちおじさんおばさん連中は、何をするにもドキドキハラハラだ。でもこういうことに慣れないと、この資本主義社会の荒波をおじさんおばさんたちは生きてはいけないんだよね。そしてここでのオーダーも結局私がやる羽目になる。
オーダーしながら「これも時代の流れなのか」と一人考えた。今後このようなオーダーは増えてくるのかもしれないと思いながら、今日、体験できたことを少し誇らしげに自慢したくなってしまう私なのでした。
時代は刻一刻と変化しますよね💦我々は、刻一刻と老いていくのに💦
私も、初めてタッチパネルで注文する店に行って、必死になって注文した覚えがあります😆要は慣れなんでしょうが、どうも馴染めないよね💦
店員さんと笑顔でやり取りしながら注文する方が美味しく感じるのに😢