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【健康】大腸がん検査を軽んじるな!

女性のがんの死因の第一位である大腸がんは、飲酒や肉食、運動不足だけでなく、定期検診の軽視も発症リスクを増やしてしまう。

「全ての病気は腸から始まる」と、紀元前4世紀頃にギリシャの医師ヒポクラテスは説いていた。現代に住む私たちも肝に命じるべき言葉だろう。現在私たちの腸内環境は日々悪化しており「大腸がん」は、特に女性にとっては最強の疾患となっている。

そもそも大腸は3つに分けられ、お尻から近い順に、直腸、結腸、盲腸と呼ばれる。全てをまとめて大腸がんをすることが多いが、今や日本の大腸がんの数は、世界でもトップクラスになった。

日本より人口が三倍多いアメリカでの大腸がん死者数よりも、日本の大腸がんの死者数の方がはるかに多いのだ。アメリカでは50歳を超えると国民全員が無料で一回、大腸がん検診が受けられるようになっているが、日本でも同様に検診が行われているにもかかわらず、死者数は増え続けている。なぜだろうか?その原因を探っていこう。

タブー1:便潜血検査を軽視している

日本では、健康診断や人間ドックの便潜血検査(検便)の重要性を軽視している人が多いのだ。40歳以上に推奨される検便は、健康診断では義務ではなく任意だが、毎年検査を受けることが重要であるにもかかわらず、そのチャンスを逃してしまう人が多いようだ。

タブー2:便に血が混じっていてもこれを放置する

検便をして、便に血がついているのが判明しているのに、勝手に判断して行かない人が多いという事実を知っているだろうか。勝手に痔だろうと思い込んで、放置する人が意外と多いという事実。排便後に便が残っている感覚があり、便秘が続く症状が続く場合などは、大腸がんのおそれがある。

タブー3:ビールやお酒が好きで次の日に下痢をする

むかしに比べるとワインやカクテルなど、安価で飲みやすいお酒が増え、それらを日頃から楽しんでいる女性が増えているが、少量の飲酒でも、腸にとってはダメージが大きい。次の日の下痢をお酒のせいにしないで、大腸がんのリスクも増えると自覚をしよう。

タブー4:極端な運動やプチ断食などを生活にとり入れている

運動不足は、大腸がんの大きな要因の一つではあるが、極端に腸を直接マッサージしたり、プチ断食などをやりだす女性が増えている。盛んに女性誌などで取り上げられ宣伝されているが、いずれの研究もその有効性は証明されていないので、極端な運動や行動は控えた方がいいだろう。

タブー5:ハムやソーセージなどの加工肉や赤肉が大好き

ソーセージやベーコンなどの加工肉や赤身肉は、調理の過程でいろいろな発がん性物質を生成することが分かっている。魚や穀類など、植物繊維が多く、動物性脂肪が少ない食事を心がけるようにしよう。

このようなタブーを避けることで、大腸がんのリスクを減らした生活を心がけたいものです。 

1 COMMENT

我慢しないで!

へぇ~ 女性に大腸がんが多いんだ~知らなかった💦
確かにお尻を見せるのは恥ずかしいよね~💦
でも、ちゃんと検査しないと、リスクがどんどん高くなっちゃうもんね~

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