余命一週間と告げられたオモニだが、オモニなりに頑張っている。姉の二人も覚悟はしているようだ。だが能天気な兄は、まだ良くなることを信じている。 オモニが元気になったらどこかに行こうとか、そんなバカなことを言っている。兄弟が違えばみんな考え方も違うんだとつくづく思う。
姉がオモニのベッドで付き添いで看病したいと言ってきた。オモニの最期を見届けたいようだ。姉二人と兄の四人兄弟なのでアボジは男兄弟が交互にみて、オモニは二人の姉が交互にみることになった。
でも昼間はアボジを一人にはしておけないので、自然と姉が昼間もみることになる。兄弟たちの負担が増えていく。そして兄弟たちの考え方や世話のスタイルも違うので、ギクシャクするような事が増えてくる。能天気な兄と神経質で几帳面すぎるワタシ。このような性格の違いが積もりに積もって、争いや喧嘩に発展するのかもしれない。
ある日の朝、ズボラな兄の介護が心配になり実家に行ったら、燃えるゴミの日にも関わらず、ゴミはそのまま、食べた食器もそのままだった。私が食べた食器を片付けてると「置いとけ置いとけ、俺がやる!」と言い出す。
食器も少しなのでキレイに洗い、今度は燃えるゴミを収集する。実家は収集車が来る時間が早いので、8時半には収集車が来てしまうのだ。私は兄の言うことを聞かず、無言で燃えるゴミを出したが、それが気に入らないのか、私に対するアタリが強くなる。
そうしているうちに、アボジがおしっこ!と言ってトイレに駆け込んだ。パジャマを脱がしトイレに座らせたら、昨晩のおむつを替えてないのか、びちょびちょだ。新しいおむつを取り出し履かせようとすると、それも気に入らないのか「俺の当番だから俺がやる!お前は余計なことするんじゃない、出て行け!」と胸を突れた。
「じゃあ、お前が勝手にやれよ!」
私は捨て台詞を吐いて実家を後にした。
兄は長男としての責任があるのか俺がやるという意識が強く、何事も自分で決めないと気が済まないらしい。また私は兄とは全然違う性格だ。兄と一緒に仕事をしていた時もあったが、兄弟が故にぶつかることが多かった。結局、一緒に仕事するのが負担になり私は出て行ったが、ズボラで大らかの兄と几帳面過ぎる弟とは合わないのかもしれない。
そのことを姉に言ったら、兄も悪いけどお前も悪いと言われた。「アイツの性格わかっているんだから、目についてもほっときなさい」と諭された。でも性格だからほっと置けないんだよなあ(笑)
この歳になったら性格は直らないし直す事もないよね。65年掛けて出来上がった性格だから…(笑)
私も同じ経験した。オモニの介護で兄とドンパチ。そこに嫁まで参戦❗️のタッグマッチ。見兼ねた姉が「お前ら!いい加減にしろーー‼️」今は終戦して穏やか。
この期に及んでもやるかね~💦 と思うけど、やっぱり気に食わない兄弟はいるもんね~💦私の時も同じ経験をした~
兄弟だからこそぶつかっちゃうんだよね~😞分かり過ぎるから~
でも、この際お互いに大人なんだから、仲良くやってください~
それにしても兄弟姉妹が元気で親の看病が出来るとは恵まれていると思います。何よりです。頑張ってください。
「ズボラでおおらかな兄と几帳面すぎる弟」ですか…
第三者の私から見ると1番合いそうな気がするけどね。
ま、夫婦ならそうかも知れないけど同性の兄弟じゃあ違うのかな?
でも親を介護すると言う姿勢は素晴らしいし、どっちも同じ目的を持ってるのでプロセスは目をつぶって結果で判断したら良いんじゃない?って第三者の無責任なコメントでした〜
失礼しました。