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【歴史】歴史の醍醐味

「歴史の醍醐味とは何か?」と問われれば、私は即座に「敗者が勝者に外交的勝利を収める」と答えるだろう。弱者が強者に戦術的・戦略的勝利を収めて以後、大国の道を歩み始めるのが歴史の常道である。

しかし、敗者が勝者に外交的勝利を収める、というのは歴史上稀有である。何故か?当然のことながら勝者が敗者に譲歩する理由がないからである。

ナポレオン失脚後のフランスは、敗戦国に課される多額の賠償金を背負う運命にありました。欧州秩序の再構築の為に「ウィーン会議」が開催されます。会議の議長はオーストリアの天才的外交官メッテルニヒ、敗戦国フランスの全権は曲者政治家の異名を持つタレーラン。彼は会議で敗戦国に課されるべき賠償金を逃れるのに成功します。どのようにしてか?彼は、「強靭な論理(正統主義)」を展開しました。

オスマン帝国崩壊後のトルコにも英雄が登場しました。ケマルは、セーブル会議にてトルコに課されていた賠償金の放棄を欧州列強から勝ち取りました。

ところが私たちはいまこのような現象を、現在進行型の証人として、目の当たりにしていますよね、 「弱国VS超大国」の外交戦を。

1 COMMENT

勉強~

おぅ~おぅ~👀 んん~
それで? それで? 
続きはありますか? 歴史の勉強もしたい~😁

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