「ディア・ピョンヤン」「愛しきソナ」「かぞくのくに」を制作したヤン ヨンヒ監督の最新作『スープとイデオロギー』が、6月11日より公開されてます。
この映画は「キネマ旬報ベスト・テン 日本映画ベスト・テン1位」「ベルリン国際映画祭・国際アートシアター連盟賞」を受賞した『かぞくのくに』から10年ぶりとなるヤン ヨンヒ監督の待望の新作で、家族と愛の物語。
朝鮮総聯の熱心な活動家だった両親は「帰国事業」で3人の兄たちを共和国へ送りました。アボジが他界したあとも「地上の楽園」にいるはずの息子たちに、借金をしてまで仕送りを続ける母を、ヨンヒは心の中で責めます。
突然、心の奥底にしまっていた「済州4・3事件」体験の記憶を語った母は、アルツハイマー病を患います。消えゆく記憶を掬いとろうと、ヨンヒは母を済州島に連れていくことを決意します。
予告編では、失われつつある母の記憶を描いたア二メーションや、「お嬢さん」「タクシー運転手」などの音楽を手掛けるチョ・ヨンウクさんの楽曲が一部使用され、ドラマチックな作品になりました。
『スープとイデオロギー』
2022年6月11日(土)より、東京・ユーロスペース、ポレポレ東中野、大阪・シネマート心斎橋、第七藝術劇場ほか全国順次公開
監督・脚本・ナレーション:ヤン ヨンヒ
アニメーション原画:こしだミカ
エグゼクティブ・プロデューサー・出演:荒井カオル
配給:東風
もうぉぉぉ~ 予告見てるだけで、目頭が熱くなっちゃったじゃん~😢
同じような境遇のオモニいっぱいいるし、まさに在日の歴史じゃん~👀
私のオモニも4.3事件はかろうじて逃れて日本に渡って来たけど、サンチョンは当地で戦っていたと聞きました😞
私は6人兄弟で、一人も北に渡っていないので幸い(?)だったけど、兄弟が向こうにいる家族の大変さは、よく耳にしてました~😆28が生きている内に自由に行き来できるのかなぁ?💦
43事件で日本へ逃れて来た私の叔父さんの証言を兄が聞きました。
…サイレンがなると、女達は家から出れなくなり、陸地からやって来た治安部隊が一軒一軒回って、もし男がいたら撃ち殺され…
男達は学校の校庭に集められ、余興の様に隣りどうしと取っ組み合いの喧嘩をさせ、本気でやってないのが分かると撃ち殺され…
おんなじ民族どうし
今のロシアの侵略戦争
胸が痛みます。
帰国したこの어머니の3番目の息子さんが同じ小中学2つ上の오빠でした。小さい頃はよく遊んで貰った記憶が。故郷が済州島なので4.3事件の事は아버지から何度も聞かされました。投降すれば助けてやると言うウソに騙されて沢山の人が殺された事、連れて行かれた아버지の弟達を命がけで助けた事など。今の韓国の若い人達はこの事件を知らない人も沢山居るようです。
一時、島の人口が数分の一に激減したとも言われています。아버지はこの事実を何かで残したいと常々言っていましたが、叶わぬまま亡くなってしまいました。遠い昔では無く、私達の親の代であった悲惨な歴史を私達が語り伝えていかないといけないと思っています。
43事件事件の犠牲者の発掘調査があった。
済州島空港の滑走路で
掘れば掘るだけ、沢山の人骨が出て来た。
映画館にはあまり脚を運べません。
しかし、6月の末に行けそうな時間がありこの映画も最有力候補となっていました。
がーーーっ❗ネットで検索を始めると観たい映画が次々に出てきてしまい、「スープとイデオロギー」が「最」では無くなってしまいました。💦
どうしよう。一本厳選しなければならないので、それも又楽しみ⤴️
ブログ推しにするかソン・ガンホかトム・クルーズか、リマスター版で再び感動するか❗
う〰️〰️ん。
昨日、梅雨寒のなか娘と渋谷のユーロスペースで観てきました。
「済州4・3事件」のことは、고향は제주도ですが…両親は他界、体験を聞ける親戚もいないので本を読んで知る程度、映画でみる方がダイレクトに伝わりましたね~
ヤン監督のオモニが背負ってきたものを通して自分の家族や동창생の家族のことが走馬灯のように思い巡りました。
折しも、娘は済州島が舞台の家族愛のドラマ「私達のブルース」と対比して、とても興味深く観てました。
私も、まだ余韻にしたってます☺️