【投稿】盗品は早く返しなさい！

日本からみている我々にとっては、とっても苛立たしい裁判だ。長崎県対馬市の観音寺から盗まれて、韓国に持ち込まれた仏像「観世音菩薩坐像」を巡って、数百年前に略奪されたとして所有権を主張する韓国の浮石寺が10日、観音寺の所有権を認めた控訴審判決を不服として大法院に上告した。

この仏像は高さ50.5センチ、重さ38.6キロで、韓国人窃盗団が2012年10月、観音寺から盗んで韓国に持ち込んだ。現在は大田にある国立文化財研究所に保管されている。

浮石寺は、1330年ごろに瑞州（瑞山の高麗時代の名称）にある寺に奉安するためこの仏像が制作されたと読み取れる史料を基に、仏像は日本の倭寇に略奪されたものだとして所有権を主張、仏像を保管する韓国政府に引き渡しを求める訴訟を2016年に起こす。

しかし、この浮石寺。昔から600年も続いているお寺なのか疑わしい。お寺の継続性も証明できず、倭寇の略奪も推論に留まる。この裁判で証明できた事実は、過去に浮石寺というお寺に仏像がにあったという事と、日本から略奪されたという事だけだ。

こんな裁判を長々と10年もやっている意味があるんだろうか？二つだけの真実から導き出される結論は一つだけだ。韓国の司法が時の政権に忖度せず、日本に対する差別をやめ、すぐにでも盗まれた盗品を所有者側に返すことだ。