皆さんの中には「高血圧は病気ではない」という認識をほとんどの方がお持ちだと思う。
高血圧は「沈黙の殺人者(サイレントキラー)」とも言われ、血圧が少々高かろうと、普段は痛くもかゆくもないし、日常生活を送る上で何の不自由もない。そのため高血圧が、脳や心臓、腎臓、血管を傷つけるという重大な事実から目を背け、時間がない、めんどくさい、明日からなどと、生活習慣の改善も後回しにしてしまう。
今回のテーマである「減塩」もそうだ。塩を取りすぎると高血圧に良くないことはもう何十年も前から口を酸っぱくして言われ続けているが、そんなことは普段の生活から意識していない人がほとんどだろう。
塩分の摂取と血圧には密接な関係がある。塩分は体内の水分バランスを調整し、神経や筋肉の正常な機能に必要だが、摂り過ぎると血圧上昇のリスクが高まる。
高血圧は、心臓や血管に負担をかけ、心臓病や脳卒中などの重大な健康問題を引き起こす可能性がある。塩分は血圧を上げる一因として知られており、以下のような理由で注意が必要です。
- 水分量の増加: 塩分を摂り過ぎると体内の水分量が増加し、血液量も増えます。これにより、血管内の圧力が上昇し、血圧も上昇します。
- 腎臓の負担: 過剰な塩分は腎臓に負担をかけます。腎臓は塩分の排泄を担当していますが、過剰な摂取により正常な機能が妨げられ、血圧の調節がうまくいかなくなります。
- 血管の収縮: 塩分が増えると、血管の収縮を引き起こす作用があります。これにより、血液の流れが制限され、血圧が上昇します。
血圧を下げるためには、塩分摂取を制限することが重要です。世界保健機関(WHO)は、成人の1日の塩分摂取量を5グラム未満と推奨しています。以下の方法を試してみることができます。
- 食事の自炊: 家庭で食事を作ることで、塩分の摂取をコントロールしやすくなります。加工食品や外食では塩分が多い傾向があるため、できるだけ自炊を心がけましょう。
- 塩の代わりにハーブやスパイスを使用: 料理に香辛料やハーブを加えることで、風味を楽しむことができます。これにより、塩分摂取量を抑えることができます。
- パッケージの表示を確認: 食品のパッケージには、塩分の含有量が表示されています。選択する際には、低塩分選択肢を選ぶようにしましょう。塩分含有量が低い食品を選ぶことで、塩分摂取を制限することができます。
- 減塩の調理法を採用: 調理時には、塩を控えめに使用するか、代替調味料を活用しましょう。また、塩味を補うために酢やレモン汁、ヨーグルト、醤油などの利用も考えてみてください。
- 食品のラベルを注意深く読む: 塩分は様々な食品に含まれていますが、加工食品やスナック類、缶詰などには特に注意が必要です。ラベルを確認し、塩分含有量に注意を払いましょう。
血圧を下げるためには、塩分制限だけでなく、バランスの取れた食事、適度な運動、ストレス管理、禁煙などの健康的な生活習慣も重要です。医師の指示に従い、適切な対策を講じることが大切です。
世界ではすでに、社会全体で減塩に取り組むのが常識となりつつある。 でも、いきなり「社会全体で減塩を」と言っても難しいでしょうから、まずは家族全員で取り組むようにしてみることも重要だ。 何よりも大きいのは「家庭の味」 の影響だという。 味付けの濃い家庭で育った子供は薄味では満足できず、結局大人になって塩分過多による高血圧を発症することになりかねないのだ。
努力次第ではもはや下げられない血圧はないのだ。 血圧が下がらないなら医者を変えるべきだとさえ言える血圧に直結する「塩分」も、それぐらいの覚悟で減らすべきだ。
「わかっちゃいるけどやめられない」は卒業して、今日この後の食事から是非、減塩を実践してみてください。
これって、オモニの家庭の味の責任大きいよね~💦
昔は貧しかったから、濃い味でご飯を何杯も食べらてるようにしたもんね~😢
でも、気を付けた方が良いんだね~😆
よーし、今日から減塩だぁ~ 薄味だぁ~ ダイエットだぁ~👍
健康でいたいもんね~💕
そうだよね~、塩分控えなきゃと思ってもなかなか実行できない。
減らさないと…。
減塩ね~、美味しくないんですよね~。でもやらなきゃね~。
なってからじゃ遅いもんね~。