【学校だより】今日は市民給食の日ー川崎初級

いま川崎朝鮮初級学校では新校舎建設工事が行われています。来年の夏ごろ新校舎が完成した時、ピカピカのウリハッキョに子どもたちが「ただいま！」と元気に戻ってくる日が今から待ち遠しいです。それまでの間、子どもたちは横浜にある鶴見朝鮮初級学校で過ごしています。

今日は市民給食の日でした。いつも子どもたちのために美味しい給食を作ってくれる市民団体トングラミの皆さんです、トングラミとは朝鮮語で「まる～くいつまでも切れることなくつながる」という意味で朝鮮学校を応援してくれる仲間とつながって学校給食支援をいつまでも続けられるようにという意味で名付けられました。

社会福祉法人青丘社の三浦理事長や朝鮮学校支援をしている平賀さんが中心となり、２０２２年１月から月に一度の給食支援をワンコイン５００円で年会費を募り、現在では会員数が３００人を超えました。多くの方の支援と協力により朝鮮学校の給食活動が続けられています。子どもたちは毎月、この日をとても楽しみにしています。

きのうの給食の献立メニューは、カツオの竜田揚げ、肉じゃが、辛くないサッパリオイキムチ、アオサと豆腐の味噌汁、それにアイスクリームでした。トングラミの皆さんはいつも子どもたちの健康と食育を第一に献立を考えてくれています。

家庭であまり食べる機会の少ないメニューや好き嫌いや食べず嫌いを解消していくために魚料理や煮物にも趣向を凝らした献立をいつも提供してくれています。美味しいご飯をたくさん食べて勉強を頑張ってほしいという思いからボランティアの皆さんはいつも張り切っています。

給食の時間は学校の体育館で子どもたちとテーブルを並べて一緒に食べています。トングラミの皆さんは子どもたちが美味しく食べてくる姿を見れてとても喜んでいます。「おかわりください！」の一言にとても励まされると話しています。食事の時間が終わると恒例の食レポタイム、子どもたちが給食の感想を発表してくれます。

いつも美味しい給食を作ってくれるトングラミの皆さんに本当に感謝です。食を通じてつながる支援の下で日本人支援者と在日同胞がいつも協力して楽しく美味しい給食活動が続けられていて調理場はいつも賑やかな声が聞こえてきます。

トングラミの皆さん、いつも本当にありがとうございます。コマッスンミダ！！！