私も去年出版された本を紹介しようと思います。 本は「ヘイトをのりこえる教室 ともに生きるためのレッスン」 という書籍です。 去年の7月に出版されました。
この本は、東京都立大特任教授の風巻浩さんと、立教大大学院特任准教授で在日コリアンの牧師である金迅野さんがまとめた書籍です。
書籍の出版のきっかけは、もう20年近く前にさかのぼるそうですが、当時川崎市ふれあい館の職員だった金迅野さんを、人権学習会の講師に招いたのがきっかけだったと言います。
学習会で「差別とは何か?」を真剣に考えたという風巻さん。 自分を高めに置かず問い自体を疑いながら、差別を考える本をいつか作ってみたいと思ったそうです。その計画が動き始めたのは2021年末、授業で話すような語り口で、金さんと風巻さんが交互に書いたそうです。ヘイトを克服しともに生きるというけれど「誰と共に生きるのか」ということを抜きにしては、ヘイトの克服にはならないと金迅野さんは問いかけます。
実は何を隠そう金迅野さんは、小学校から中学まで9年間、ともに学んだ学友なんです。いまから20年以上前の話になりますが、私が一時期、川崎のコリアンクラブにうつつを抜かしていた頃、川崎駅の改札口でばったり出会ったのを覚えています。
あまりの懐かしさに、川崎の焼肉屋で焼肉を堪能し、二次会は私の行きつけのコリアンクラブで楽しいひと時を過ごしたのを覚えています。
話がそれましたが、私たちも特定の民族や人種に対する差別を煽るヘイトスピーチやヘイトクライムに、どう向き合いどう乗り越えていけばいいのか、また私たちも知らず知らずの間に差別をする側になるのではないかと考えてしまいました。
授業のような構成でやさしく語りかけてくる内容で、とても素直な気持ちで読ませていただきました。この本で「差別」とは何かということをまた新たに考えるきっかけになればと思います。
差別・ヘイトは無くなって欲しいと思う~心の底から願う👏
でも、無くならないんじゃないかなぁ~とも、少し思う~悲しいけど😢
それをどのように乗り越えるためのアドバイス的な本ですよね~💓
でも、そもそもは、差別をしている人たちへのアプローチが必要なんだよね~
被害者が傷をなめあうような世の中ではいけないと思う😞
図書館のHPでさっそくリクエストしました。
いまは牧師さんとして活動しているんですね。