【健康】熟年離婚の原因はふげん病？

熟年離婚率が過去最高を記録したそうです。その原因の不動の第１位は「性格の不一致」。これは熟年のみならず若い夫婦の離婚原因の１位でもあります。

そもそも熟年離婚とは結婚生活２０年以上で５０代以上の夫婦の離婚です。結婚して間もない夫婦ならまだしも、２０～３０年以上も夫婦をやってきて今さら「性格の不一致」もないのでは？とも思いますが、実はここには大きな病やまいが潜んでいるようです。

皆さん＜ふげん病＞という言葉を聞いたことがありますか？漢字で書くと＜夫源病＞。妻を持つ男性には不愉快かもしれませんが、文字通り「夫が原因で（妻の）心身に様々な不調が現れること」。夫に対する不満や我慢、あるいは夫おっとそのものの存在が強いストレスとなり、妻の体や心や脳に異変を引き起こすと言われています。

症状が更年期に多く見られることから以前は「更年期障害」という一言で片づけられていたのですが、実は夫の言動が症状を悪化させているとさえ指摘されています。

夫源病が原因の夫に多い特徴は「家事や子育てを殆ほとんどしていないのにやたらと細かく口を出す」「いつも上から目線」「妻の行動や外出をチェックする」「養ってやってるという意識が強い」「妻にありがとうやごめんを言えない」「外面がいい」などなど、昭和の夫にありがちな特徴ですね。ここでドキッとした人はいませんか？

一方、夫源病になりやすい妻の特徴は「我慢強く負けず嫌い」「経済的に自立できない」「自分に自信がない」「細かいことをクヨクヨ気にする」「人と比べたり世間体を気にする」人。まあ、性格の不一致といえばそれまでですが…。

まだまだ人生長いのに、心身が病んでしまうと元も子もないということで熟年離婚に踏み切る人も多いそうです。ちなみに熟年離婚してよかったと言うのは圧倒的に女性が多いとか。

夫君ふくんたちよ、手遅れになる前に目の前の妻をもう少しいたわってあげませんか？ たまには「ありがとう」の言葉でも。