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俺の介護日誌ー⑪ 兄弟会議

オモニが旅だった。まだ医師が来ていないが兄弟四人が一堂に集まったので、すぐさま兄弟会議となった。葬式を執り行う斎場は、できるだけ早く押さえておいた方がいいと姉が言う。

電話をしたら、斎場を確保できるのは10日後だという。とりあえず仮押えを済まし兄弟に報告 。みんなの了解を得る。

次はオモニをどこに安置するのかということに話が移る。今日アボジはデイサービスに出かけているので、いつものように家に帰ってきた時、亡くなっているオモニを見たらショックが大きいと私は反対したが、ほかの三人は自宅に安置しようと押し切られる。これは私が折れた。

告別式の日取りは10日後なので、葬式の規模についての話になる。兄は通夜と告別式には弔問客を受け入れたいと言い出すが、残りの三人は家族葬でいいと主張する。家族葬ならば人も呼ばないので通夜もいらないのではないかと私は言った。

コロナ禍で葬式のスタイルも変わってきているし、近年は一日葬で済ます人もいるのだ。通夜には弔問客も呼ばず会葬礼状も必要なしと決定。兄は当然のことながら不満のようだ。

兄弟会議では、お寺のお坊さんも呼ばない。支部や本部、友人に連絡することもしない。参席者は身内の家族のみで執り行うことを大まかに決定した。 

ほどなくして介護老人ホームと契約をしている病院の先生が来て、死亡診断を宣告し、死亡診断書を書いてもらう。 そしてすぐさま葬儀屋さんに連絡をした。

3 COMMENTS

安らかに見送ってください👏

私も3年前にオモニが亡くなった時に、6人兄弟で兄弟会議した~
でも、コロナまっただ中だったので、家族葬でまとまったが、やっぱり最後まで長男はお通夜で人を呼ぼうと主張してた😞
長男は周りに対する体裁をやたらに気にかけるのかな?と思った😞

ふつふつと

親が亡くなると悲しむ暇なく事務的な処理に追われますよね。あるあるです。落ち着いたらふつふつと悲しみが込み上げてくる。しばらくは落ち着かないですね。身体壊さないようにね。

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