みなさんは健康診断の数値に注意を払っていても、歯茎の健康状態をおろそかにしていないだろうか。口の中の歯周病菌が全身に炎症を及ぼしていく「歯周病」は、ほぼ無症状のまま進行する「沈黙の病」だ。早期発見し治療するとともに、日々の栄養に気を配りながら、歯茎を強くすることが大切だ。
歯磨きをすると出血することがある、歯茎が痩せてきて食べ物が歯に挟まることが増えてきた、このような状態を放置していないだろうか。歯周病は、痛みなどの症状がないまま進行し、悪化してしまうと、元に戻すのが難しい。
歯周病は、歯周病菌が歯茎や歯槽骨といった歯の組織に感染する感染症だ。目立った症状がないまま、知らない間に歯肉や骨をもろくして、破壊していく病気だ。
歯周病になって、もっとちゃんとケアしておけばよかったと悔やまれる方が多いと聞く。 なかには、歳だからしょうがない、歯を失っても部分入れ歯やブリッジを使えば補えると思っている人もいるでしょう。 しかし歯茎がもろいと、部分入れ歯もしっかり固定できなくなるし、あごの骨まで歯周病菌が侵食している場合には、インプラントもできなくなる。
歯周病の原因菌である歯周病菌は、歯の表面や歯と歯茎の境目 、歯と歯の間に付着するヌルヌルしたプラーク(歯垢)や歯石の中で増殖する。
なかでも、歯周病との因果関係がはっきりしているのが糖尿病だ。なので、今の自分の歯茎の状態をチェックリストなどで確かめてみよう。
体が比較的元気でも、歯周病で歯茎が弱ると、肉のような硬いものを避けるようになる。次第に食事が味気ないものになり、食生活が偏ってくる。そしてその状態で歯科治療を受けても、歯茎が健康にならない悪循環が生まれてくるのだ。
そこで近年は、歯の状態をきれいにするとともに、歯茎を丈夫にするための栄養素を取ることができるスープなども良いと推奨されている。
「あさりと豆乳の味噌スープ」は、鉄を豊富に含むあさりと、人参や小松菜など色の濃い野菜でビタミンCだけでなく、粘膜を強くする ビタミンAも補うことができる。
「手羽先とブロッコリーのスープ」は手羽先でタンパク質を摂取し、さらにビタミンCだけでなく、ビタミンB群も豊富に含むブロッコリーを入れているのがポイントだ。
歯茎の栄養を食事で摂るとともに、日常の歯茎ケアも実践してみよう。まずは定期的に歯科に通うことだ。歯科では歯科衛生士がその人ごとに、磨き残しやすい部分を教え、プラークを除去するためのケア方法や、ケア用品の選び方のコツなどを親切に教えてくれる。そして重要なのは歯石を取ることだ。歯石は歯科でなければ除去することができないため、定期的に歯科検診を受けることを忘れずに行おう。
舌や歯茎に発症し、早期発見ができればかなり治癒しやすい口腔がんも、歯科や歯科衛生士によって発見されることが多いという。
歯の機能は食べることはもちろん、重いものを持ち上げる時にグッと噛みしめたり、脳に刺激を与える発音や発声を助けたり、顔の筋肉をバランスよく動かせて表情を豊かにするという風な若々しさの維持にも関わっている。
歯茎のケアを今から続けることで、きっと10年20年後の先には、確実なご褒美があなたに帰ってくるはずだ。
数年前から、先輩の歯科医に、2か月に一回はメンテナンスに来い!と言われ、
まじめに通ってる👀 あのキーンというのだけはいまだに苦手だけど、先生に怒られながらも、どうにか歯の健康は保ててる💓 「ここは磨けてない!」「奥まで歯ブラシを突っ込んで磨け!」「丁寧に時間をかけて磨く!」「タバコはやめろ!」と口酸っぱく怒られてる💦
私も3か月に1度は歯医者に通っている。
歯周病の検査は毎回歯磨き出来てるかの試験みたいでドキドキします。
電動歯ブラシで磨いているんだけど、磨き残しがある所を毎回指摘されて、この頃は手でやってます。
あとは寝る前の歯間ブラシは欠かさずにやってます。
検査で良いスコアが出るといい気分ですね。