【投稿】人間の喜怒哀楽に潜む「欲」

先日、早朝のラジオ番組でこんな話題が出てました。それは「どうしてニュースを見るのか？」というもの。巷には新聞やワイドショー、ネットのこたつ記事や週刊誌など、あらゆる情報が溢れているけど、それを見る人間の心理って何なんだろう？という内容だった。

ラジオでは共演者の一人が「明日死なないため」と言っていた。しかしこのお題には、いろんな意見があると思う。

私の場合には「死なないため」というより「人間らしく生きるため」 という方がしっくりくるかもしれない。でも流れてくるニュースは、自分に直接関係のない情報も多くあったり、変に誘導的なものまであるので、そこは人それぞれ、感じるものは違うのかもしれない。

でも、突き詰めてみるとそれは人間の「好奇心」から来るものかもしれない。まあこのブログをやっていて常々思っていることだけど、人には必ず「喜怒哀楽」がある。でもその喜怒哀楽には全てに「欲」があるように思えてならない。

「 いや、わざわざ怒りたいとも思わないし、悲しみたいとも思わない」という人がいるかもしれないけど、「喜」とか「楽」に対する欲もあるけど「怒」や「哀」にも欲があるように感じる。

ニュースを見て、ウクライナやパレスチナのガザでの戦闘行為で苦しんでいる人たちがいるのをずっと見て怒ったり、哀れんだりしている自分がいるし、また近年人気になっているフジテレビの「ザ・ノンフィクション」などは、明らかに人の哀れに訴えかけている番組だ。

人はやはり、喜欲、怒欲、哀欲、楽欲があるのではないか。そう考えると人間って因果なものだとも思ったり…、なんだか私の性格が良くない感じもするけれども、そう思いながらも「好奇心」をもっている人間って本当に面白いなあと思う。

そして「性欲」だ。年を取ってくるとこの欲もどんどん退化するという。私もそろそろ退化している自分の性欲をこの辺で少し蘇らせなきゃいけないかな？とも思っている（笑）