9月に咲く花のように

詐欺グループから見れば日本は「宝の山」?

特殊詐欺グループが、海外で強盗の指示を出していたことが明らかになった「ルフィ事件」から1年余り、高齢者を狙った犯罪が頻繁に起きている。 先日も警視庁捜査二課が、準詐欺の疑いで容疑者4人を逮捕したと、ニュースで報道をしていた。

その内容というのは 一人暮らしの認知症の80代の女性に、不当に高くアパートの部屋を売りつけたというものだ。頻繁に高齢者のお宅を訪れては契約を迫り、東京青梅のアパートを実際の価格の10倍以上の金額で売りつけたという。その際に出入りの様子を、ケアマネージャーが目撃していて、警察に連絡したことから事件が発覚。逮捕に至ったのだ。

深刻なのは、この業者は同様な手口で、認知症の高齢者を中心に約50件の売買契約を結んでおり、約1億3000万円を売り上げていたとのことだ。

容疑者の中には、以前にも振り込み詐欺で逮捕された者がいて、認知症患者が特殊詐欺グループの新たなターゲットになっていることだ。このような背景には日本の特殊な事情がある。日本には推計で440万人ほどの認知症患者がいて、その資産総額が膨大な額になるのだ。

三菱住友信託銀行の調査月報によれば、政府統計などから推計した結果、認知症の高齢者が所有する資産は金融資産で175兆円、不動産が80兆円にも上るという。これは日本の家計が保有する資産総額の8%強に相当し、さらに高齢者が4000万人弱になる40年には、合計349兆円にまで膨らむ という。これは 国家予算の約3倍にも上る。

アメリカと比較しても日本は高齢者になるほど資産を持っている国だという。そう思うと警視庁が躍起になっても、このような犯罪が減るどころか増えるということも予想される。

年老いた両親を介護しているあなた。くれぐれも特殊詐欺グループに合わないように資産管理を徹底してこのような犯罪から身を守ろうではないか。

3 COMMENTS

うちに来ても1万円くらいしかないからね💦

本当ですよね~💦
これからどんどん年を取っていくので、詐欺にあわないように気をつけたいですね💦奴らの手段は巧妙だもんね💦
しかし、事件が起きるといつも思うんだけど、よくも自宅に何千万もの現金を置いてあるよなぁぁ~👀と、逆に感心しちゃう~😢

会津磐梯山

高齢者がお金持ち?
でも、例外もあるよ。

悪知恵

悪い事を考える人は次々に新しい手口を考えていますね。気をつけなきゃ。と言うより気をつけさせなきゃ、です。

妹と一緒に歩いていると、「時計やバッグの良いのがありますよ」と声を掛けられるのはいつも妹🤣
妹はいつも綺麗にしているし、良いものを身につけてるからね🤭

みんなよく見てるなぁ~と思うのであります🤣。

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