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【投稿】シャカシャカを買いに かっぱ橋道具街へ

先日、ちょっと合羽橋に買い物に行った。合羽橋は台東区の上野と浅草の中間にある商店街で、ここへ来れば食に関するあらゆる道具が手に入る。

商店街のメインストリートは南北に800 m ほどもある。東西の通りにも店が繋がり、その向こうにはドーンと東京スカイツリー聳えたっている。これがインスタ映え風景なのかなーと一人納得。

お茶碗、汁椀、湯のみ、お皿はもちろん、包丁、まな板、おろし金といった調理器具、またクッキーの抜き型、各種お菓子作りの道具やそば打ち道具一式などなど、それぞれの専門店が軒を並べている。面白いところでは食関係の衣料、コック服や寿司職人用白衣などが吊るしてある。

それから食品サンプル屋さん。ショーウィンドウの展示用に精巧に作られたお寿司、とんかつ、どんぶり、麺類の数々…。これら食品サンプルは日本独特の文化で、海外からの観光客にも大人気だそうな。

私が合羽橋へ行ったのは、ちょっとした竹製品を見つけるためだった。昔、老舗のすき焼き屋さんで、卵を溶くために竹の道具を使っていたのが目にとまった。細めの竹の節から手前が持ち手で節から先を細く削ってある。

この道具で生卵をかき回すとちょうどいい具合になるのだ。茶せんに似ているが茶せんではない。すき焼き屋の女中さんに何という道具かと聞いたら、うちではシャカシャカと呼んでます。合羽橋で売ってますよとのことだった。竹製品の専門店の棚に目をやると、そこにひっそりと見本品が並べてあるではないか。

「これバラでも買えますか?」
「いくつ?」
「えっと、二つ」
奥の倉庫から在庫を詰めた袋を持ってきた。そこには何十個のものシャカシャカが入っている。

「あのー、どれか選んでいいですか」
「ダメ!」
おじいさんは無雑作にふたつ選ぶと、茶色の紙にくるりと包んで差し出してくれた。

この道具の名前は「豆腐さし」。本来は豆腐を運ぶ道具だったんだ~、一つお勉強になりました。

1 COMMENT

包丁買いに行こうかな?

おお〜 お膝元だぁぁ〜🥰 シャカシャカねぇ〜😅 何でも揃うから、料理好きなら、一日中楽しめるカッパ🤭

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