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金正恩氏がロシア国防相と会談、「軍事介入」だと米欧を批判

朝鮮中央通信は、金正恩朝鮮労働党総書記が29日に訪朝中のロシアのベロウソフ国防相と会談したと伝えた。金氏は「国家の主権と領土保全を守ろうというロシアの政策を変わらず支持する」とウクライナ侵略に改めて支持を表明した。

米欧がウクライナに対して、自国製の射程の長いミサイルによるロシア本土への攻撃を許可したことに触れ、「直接的な軍事介入」だと批判。

ロシアがウクライナ攻撃に新型中距離弾道ミサイルを投入したことについては、米欧へ「強硬意思を知らしめる効果的な措置」だと評価した。

金氏は「強力な朝露関係」が「国際的な戦略的安定を保証する力強い安全保障装置」となると指摘。6月にプーチン露大統領と署名した包括的戦略パートナーシップ条約に基づき、両国関係を政治や経済、軍事など各分野で拡大、発展させる意思を示した。ベロウソフ氏はプーチン氏からのメッセージも伝達した。

ベロウソフ氏は努光鉄ノ・グァンチョル国防相とも会談し、軍事的な連携強化を確認した。

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