9月に咲く花のように

【健康】全身の老化を防ぐには“筋トレ”が一番

全く体を動かさない生活は、筋肉を劣化させ、全身の老化を進めていく。若いうちは運動をした同級生も、年を重ねるとだんだんと運動をしなくなっていくが、一生元気にできるだけ長く自立した生活を送りたいなら、日々身体を動かすことが大切だ。今日は老化を防ぐ「筋トレ」について考えてみよう。

厚生労働省は2023年度に、身体活動や運動に関するガイドラインを10年ぶりに改訂したという。その改訂の内容は筋トレをする、座りっぱなしの時間を減らすという2つのメッセージが強調されているという 。

過去に何回も話したと思うが、筋肉は男女とも、50代以降に低下の一途をたどる。特に下半身の筋肉の減少は、上半身の何倍も大きいということが明らかになっている。これは加齢とともに進行する筋肉の量の減少だけではなく、筋肉の質も劣化するということだ。

一般的には運動すればいいのではないかと思いがちだが、運動だけでは筋肉に働きかける力が弱いという。なので運動する時は「ややきつい」程度まで、負荷をかけることが大事だという。

公園に行って運動するのが面倒だという方もいると思うが、そういう時はダンベルやペットボトルなどを用意して、部屋の中で少し負荷をかけて体操をしてみようではないか。

運動すると安心感や幸福感をもたらすセロトニン やβエンドルフィンといった 神経伝達物質が分泌される。運動は精神的にもプラスの効果をもたらす。まずは毎日、NHK のラジオ体操を習慣にして、身体が慣れた頃に筋トレに挑戦するのもいいだろう。

下半身の筋力だけでなく、口を動かす筋力も鍛えてほしい。口周りの筋肉が衰えると、食べたり飲み込んだりする機能や話す機能も低下する。口角が落ちてくるので、見た感じも爺さん婆さん顔になってくるのだ。

また侮れないのが握力だ。握力は全身の総合的な筋力と関連が高いことが、近年わかってきた。下半身の筋トレや口の筋トレと同時に「グーパー体操」をおすすめする。とにかく今より少しでも動くこと、動かすことが大事だ。

まず一日の中にほんの数分だけ、筋トレ などの体操のための時間を確保しよう。起きてから寝るまでの時間の中に、できるだけ「活動モード」になる時間を追加していこうではないか。

今より動く習慣を取り入れれば、病気も老化もどんどん遠ざかっていくはずだ。

2 COMMENTS

学生時代は運動部👀

日々運動している人としていない人は、見た目ですぐにわかるよね👀
私も、毎日心がけている~運動💓
だって、身体を動かすと気持ち良いんだもん~💓
筋肉痛なんか快感でしかない😁

ちょいザップ

韓国は街中に突然運動器具が現れます。初め見たときは ???だったけど、あぁゆうのが近くにあるとカーブスとかジムとかに行かなくて済むだろうな、と今では納得です。まぁ、ここは日本なので通う訳には行かないけど🤣、自宅でね、その気になれば運動も出来ますね🤸‍♂️その気になればね…🤭

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