齢98になった私のアボジは、相変わらずゆっくりのマイペースだ。朝は決まってヨーグルトを食べ、次に食パンを食べる。食パンはイチゴやブルーベリーのジャムを均等に塗って、それをちぎってはコーヒーに漬けながら食べるのが大好きだ。
サラダを食べ、ゆで卵や卵焼きも食べるし、食後には果物も頬張る。お昼や夕食も少量ではあるがちゃんと食べ、食後は必ず歯磨きを欠かさない毎日を過ごしている。
そして、週三回のデイサービスをこなし、オモニが入院してからは二泊三日のショートステイを申し込み、それもすんなり受け入れている。しかし歳にはかなわないにか、記憶力はみるみる低下している。昨日やったことを忘れていることが多いし、今日一日のこともすでに忘れることが多いのだ。そして家に帰ってからはしきりにオモニを捜し始める。
「おい、オモニにはどこに行った?」
「病院にいるよ!」
「どこの病院だ。お見舞いに行かなきゃいけないな~」
「昨日行ったでしょ!」こんな調子だ。
ある日、私はアボジに「オモニはもう家には戻ってこないよ。アボジも老人ホームでオモニと一緒に暮らそうか?」と聞いてみた。するとアボジは「オモニが可哀想そうだ」と涙を浮かべるのであったが、「じゃあ、老人ホームで一緒に暮らそうか」 と聞くと、最後までうんとは言わなかった。やっぱり今の生活パターンを崩したくないようだ(笑)。
う~ん、なるべく施設やホームには入らず余生を過ごしたいとは思います。アボニンの強い意思も十分理解出来るので迷いますね。
私のオモニも、最後の最後まで自宅いたいと言ってました👀
出来る限りコミュニケーションとって、本人の意向を尊重させたいですもんね
頑張ってください~👍