李象範(1897-1972)は忠清南道公州生まれ。2歳の時に父を亡くし、10歳の時に母と共にソウルに上京する。生活難で中学の進学がかなわず、書画美術学院に奨学生として進学、その後も絵の勉強を続けた。朝鮮日報、東亜日報、中外日報などでは連載小説の挿絵を描いた。
この絵は李象範が北漢江に出かけて写生した実景山水画だ。李象範は書画美術学院の同門らと同研社を結成し、山野を巡っては現実の風景を写実的に描写したものをたくさん描いている。
盧寿鉉(1889-1978)は両親の故郷を黄海道谷山とするが、両親が故郷を離れて開城で生活しているときに生まれた。その後両親を失い黄海道谷山に戻り、幼年時代を過ごすが、1915年に書画美術学院に転学し、李象範と友情を深めることになる。
この絵は、盧寿鉉が黄海道の長寿山に行ったときに描いた実景山水画だ。幼年時代を盧寿鉉が過ごした谷山も黄海の金剛山と呼ばれた絶景地だ。
あっ👀 一枚目の写真に、優雅に釣り糸を垂れてる太公望👀
たぶん私のハラボジだと思う😁
でも、味のある絵ですね~👍
もちろん「特待生」で良いでしょう~😊 って言うか、すでに「名人」だぁぁ~😍
見事な山水画ですねー♪
朝鮮半島には岩山が多いので風景画家には最高な環境だったんだろうね。色数も抑えて品格ある出来栄え魅力的。