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【パリ五輪】卓球混合ダブルス朝鮮ペアが決勝進出

7月26日(現地時間)に開幕したパリ五輪の卓球混合ダブルスで朝鮮のリ・ジョンシク(24)、キム・グムヨン(22)ペアが決勝進出を果たした。金メダルをかけた大一番の相手は世界ランク1位・中国の王楚欽おう・そきん孫穎莎そん・えいさペアで、試合は日本時間今夜30日21時30分から行われる。

27日に行われた1回戦では世界ランク2位で、メダル候補にあがっていた日本の張本智和、早田ひなペアと対戦。強豪を相手に試合開始から一気に6-0までリードし、第1ゲームを11-5で奪った。第2ゲームは7-11で落とすが、第3ゲーム以降は、リ選手の強打やカウンター、キム選手のパワーと変化のある球で完全に主導権を握り、4-1で圧勝した。途中、マッチポイントを握る攻防でも強気と冷静さを見せながら攻撃の姿勢を崩さなかった。

朝鮮ペアの圧巻の強さと、メダル候補の「まさか」の初戦敗退は世界を震撼させた。SNSでは朝鮮ペアについて、「相手(朝鮮)が称賛されるべきプレーをしていた。凄かった」「普通に強い」「得意な形に持ち込んでいた」などと実力を認める意見が多く見られたほか、海外メディアやITTF(国際卓球連盟)は「大番狂わせが起こった」と評価した。

また、張本選手は「特に男子選手(リ選手)のプレーが良すぎた。あのプレーはミックスだけで言えばトップテンに入る想像以上のプレーで。悔しいですけど、あれをされたらしょうがないかなって思う」としながら、「この3年間試合に出てこなかった選手たちとやるのはすごく新鮮であり、難しかったけど、相手も逆に言えば3年間プレーしていないのに、こんないいプレーしたというのは本当にすばらしいことだと思う」と称賛した。

早田選手も「(打球は)すごい威力。攻めても倍に返された」「精度の高さを感じた」と朝鮮ペアの強さを称えた。

続く28日の準々決勝では世界ランク9位スウェーデンのクリスチャン・カールソン、クリスティーナ・ケルべリペアと対戦し、パワーのある球を打ちこみ、ラリー戦で抜群の安定感を見せ4-1で快勝してベスト4進出を決めた。

29日、世界ランク4位の中国香港の黄鎮廷、杜凱琹ペアと戦った準決勝では、会場を覆った相手側の観客が大声援を送るなかでの戦いが強いられた。黄選手は、国際経験の豊富なベテラン選手であり、ペアとしては、2015、17年の世界選手権で3位の成績を残している。

朝鮮ペアは、完全アウェーの雰囲気のなかでも冷静さと力強い攻撃で第1ゲームを制した。しかし、ゲームの流れは逆転し、第2、第3ゲームを相手に渡してしまう。

第4ゲームでは、序盤から3失点を喫し、タイムアウト。キム・ヒョクポン監督から背中を押された選手たちは徐々にペースを持ち直していった。第4、第5ゲームを制した朝鮮ペアは決勝へ王手をかけた3-2で第6ゲームへ。しかし、ここでも相手側の粘り強い反撃により11-9で落とす。

相手側観客のボルテージが最高潮に達するなか、最終第7ゲームでは、持ち前の冷静さと精度の高さ、力強いパワーで開始直後から7連続得点を決め、流れを引き寄せ、ペースを掴んでいった。追い上げを見せる香港ペアだったが、接戦の末、朝鮮ペアが抜群のコンビネーションと実力を余すところなく発揮し11-6で撃破。香港ペアを4-3で破り、フルゲームの激戦を制すると、リ選手がキム選手を抱きかかえ、勝利を共に喜んだ。

記事は朝鮮新報からの抜粋

3 COMMENTS

ガンバレー!

今夜の卓球混合ダブルス決勝戦。。。
本場、中国の壁は厚いぞ!

🥇

中国はね~。絶対譲れないのが卓球ですからね~。
でもくらいつこー✊‼️

優勝したらピョンヤンに一軒家かな?👀

へぇ~ チョレーィ 負けた相手は朝鮮チームだったんだね~👀
全然見ていなかった~💦
今日は見なきゃ~💓 そして応援しなきゃ~😍
勝っても、あまりどぎつく抱き着くと、将軍様に怒られちゃうぞ~😆

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