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【書籍】「BTS学」への招待 ― 大学生と考えるBTSシンドローム

なぜ韓国の男性音楽グループ「BTS」は、世界中の人々を魅了し続けているのでしょうか?そんな問いから、北九州市立大学の学生たちがその理由を探求した研究書「『BTS学』への招待 大学生と考えるBTSシンドローム」(明石書店)が、この春に出版されました。このユニークな一冊は若者たちが分析し解剖した内容で、一読することで「BTS現象」の深層に迫ることができます。

この本は、北九州市立大学外国語学部国際関係学科の李東俊准教授のゼミに所属していた17人の学生によって執筆されました。彼らは日常的に朝鮮半島の政治、外交、文化を学びながら、李准教授の提案によりBTSを研究テーマとして選び、2021年春から2年間をかけて研究を行いました。

この本では、BTSの活動スタンスや歌詞から読み取れるメッセージや、マーケティング戦略の特徴などを9つの章に分けて詳しく取り上げています。

BTSは2020年には黒人差別に抗議する運動に対する支持をツイッターで表明するなど、音楽の枠を超えて活動してきました。また彼らは既存のメディアに頼らず、独自にYouTubeチャンネルなどの動画投稿サイトを活用し、SNSを積極的に活用したことで海外から支持を受け、広く認知されるようになったと分析しています。

「調査してみると彼らは単なるアイドルではないことが分かりました。彼らは時代の代弁者と言っても過言ではありません。彼らの大きなメッセージは『自分を愛せよ』です。彼らの活動は未来の生き方のヒントとなるはずです」と李准教授は述べています。

この本は全296ページで、価格は2640円です。全国の書店や明石書店のホームページから購入することができます。

BTSをより深く探求したいア・ナ・タ! この本は必見ですぞ!

BTSとは

BTS(防弾少年団)は、韓国出身の7人組ボーイズグループで、2013年にデビューした。全編英語で歌った「Dynamite」が2020年に米国のビルボードシングルチャートでK-POP史上初の1位を獲得、2021年から2023年まで3年連続で米国のグラミー賞にノミネートされた。グループ名のBTS(防弾少年団)には、「若者に向けられる抑圧や社会的な偏見から自分たちの音楽を守り抜く」という意味が込められている。環境問題や人種差別などに積極的に言論を展開しており、現在は一時的にグループ活動を休止、一部のメンバーが兵役に就いているが、他のメンバーはソロ活動を展開している。

1 COMMENT

でも整形?💦

そうだね~👀 まさにシンドロームだよね~
でも、その発信が韓国のグループというのが、少し誇らしげに思う~💕
最近の韓国の若者の男子は、全部BTSに見えちゃう~👀

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