北朝鮮が5日午前9時から11時まで白翎島北方の長山串一帯と北朝鮮登山串一帯で200余発の射撃を実施した。
韓国合同参謀本部は5日、砲弾が北方限界線の北方一帯に落下したと明らかにし、今回の射撃による韓国国民および軍への被害はないと伝えた。
合同参謀本部は「これは昨年11月23日に北朝鮮が一方的に9・19軍事合意破棄を主張してから西海緩衝区域内での砲兵射撃を再開したもので、韓半島の平和を脅かし、緊張を高めることを狙った挑発行為」と警告した。
北朝鮮軍が海上緩衝区域で射撃訓練をしたのは2022年12月6日、江原道高城・金剛一帯で実施して以来、1年1カ月ぶりだ。
合同参謀本部は「危機状況の責任は全面的に北朝鮮にあることを厳重に警告して、直ちに中断することを強く求める」とし「軍は韓米協調下に関連動向を追跡・監視していて、北朝鮮の挑発に相応する措置を取っていく」と明らかにした。
5日、仁川市甕津郡延坪面事務所によると、事務所はこの日午後12時2分と12時30分の2回、延坪島住民に避難令を下した。延坪面事務所は軍部隊側の要請を受けて避難放送を流した後、住民の避難を誘導した。
韓国には砲撃という強硬路線の中で、日本に対してはあんな丁寧にお見舞いの電報を送る。南に対しては「同じ民族という概念は既に我々の認識から削除された」とまで言っていたが、日本には去年、北朝鮮外務省の幹部が「日朝両国が会えない理由はない」という日朝対話に前向きな異例の声明も発表していた。この対応の差が何を意味するかは分からないが、これが日朝会談、拉致問題の解決に繋がれば良いのだが…。
だが、期待はしないでおこう。