年末の大掃除は、一年の汚れをきれいにして新年を迎えるためだというが、年末はゴミ収集がない、寒くて水が冷たいなど、冬は不都合なことも多いのだ。なので春になったいま、大掃除をする方が合理的だ。
12月というのは、ただでさえ忙しい。忘年会もあったり、正月の準備もしたり、気づいたら粗大ごみの受付はとっくに締め切られていたり、掃除グッズも品薄になったりする。
そこでだ。大掃除は5月のいまするという選択はどうだろう。5月は明るい日差しが気持ちよく、埃もよく見えるので、こういう時には掃除をしたい気分になりますよね。自分のモチベーションを生かしながら、ちょっと普段よりも深い所の掃除をしてみたらどうだろうか。
特に冬よりも春がいいのは、何と言っても気温が暖かいことだ。暖かければ体を動かすのが億劫ではなくなるし、薄着で体を伸ばしながら軽い運動を兼ねて掃除ができる。また掃除の時には換気が必須だが、真冬では寒くて開けづらい窓も、爽やかなこの陽気に開放するのはとても気持ちがいい。窓拭きも春の方がだんぜん楽だ。
そして大掃除の代表である換気扇、その主な汚れは油だ。これも気温が高い方が落としやすい。特に油汚れは冬に硬く、べっ甲飴の状態で取るのは非常に苦労する。しかし今の時期はつるつると滑るほど油が流動的になるので、油汚れも取りやすく掃除もしやすいのだ。
また、掃除には欠かさずお湯を使うと思うが、 冬の時期のぬるい水と今の時期とでは、水を適温にするエネルギーがまず違うから、その差分がガス代や電気代の節約になる。
こう見ると年末に掃除をするよりも、今まさに掃除をした方が効果的だ。しかし注意することもある。それは「梅雨に入る前に掃除」をするということ。 特に水回りやキッチンなどは、梅雨時にカビが生えたりしやすいので、特に排水溝や浴槽のエプロン部分を丁寧に掃除したいものだ。
近頃は、ベッドとマットレスの間に黒く点々とカビが生えている家が多いという。特にマンション住まいは、布団を上げ下げする、布団を干す習慣が減ったことが原因だという。カビの周辺にはダニが来る。カビはダニの餌になり、ダニはゴキブリの餌になる。
カビを見つけたら胞子を飛ばさないようにすぐ洗濯するか、洗えばない場所なら消毒用エタノールで拭き取る。掃除機で吸い取ったりから拭きするのは、カビの胞子が散り広がるのでNGだ。
また下駄箱は湿気がたまりやすく菌が増えやすい。履かない古い靴はこの際すぐ捨てて、通気性を確保しよう。特にゴキブリの侵入は玄関からが最も多く、靴に隠れると気づかないという。家庭のゴミを捨てる際、一時的に玄関や廊下にゴミ袋を置き、そこから漏れた水などから臭いが発生し、害虫を呼び込んでしまうので、そういうことも注意したい。
大掃除をやるなら年末ではなく今だ。もし春の大掃除が計画通りに終わらなくても、秋のシルバーウィークにまた計画を立てる気軽さで、気軽に挑んでみてくれ。
おお~ 目から鱗👀
確かにこの時期に掃除した方が、なにかと合理的ですよね~👍
でも、年末も、今年の汚れは今年のうちにって思って動いちゃうんだよね😊
5月のどこかに、掃除の日って祭日作ってくれないかな? そしたらみんなで掃除できそうだよね💓
なるほど参考になりました。
年齢的に断捨離始めた。
断捨離、物は勿論だが人間関係も整理した方がいいといつかのラジオで言ってたな。
私も、ホコリだらけのエアコンの洗浄をダスキンに頼みました。
本格的な夏がくる前にやらなくっちゃ。
絶対この時期にやるべきですよね~。🧹