私の父は50年以上前に、母は20年近く前に亡くなりました。「俺の介護日誌」を開くたび、大変だなぁ~と思う半面、ちょっと羨ましくもあります。もし生きてさえいれば、どんな姿でも構わない。側にいてくれるだけで…と、浪花節みたいなノスタルジー的な気分になったりして。
私は母にとってどんな娘だったんだろう。きっと言う事を聞かない、口を開けば減らず口ばかりたたくあほんだら!と、思っているでしょう。でもそんな私でも、母が教えてくれたいくつかの教えは、この歳になってもきちんと守っています。
トイレの神様
「トイレの神様は手が無いんだよ。だから雑巾を口に咥えて腰を屈め…」
要は神様に代わって綺麗にしなさいといいたい。
台所の神様
「台所の神様はいつも喉が渇いてるんだよ。だから毎朝、新鮮な水を御供えしなさい。」火の用心
玄関の神様
昔の玄関は引き戸で、枕木の上にレールが敷いてあった。よくそこをふんでは遊び、怒られた。
「玄関の神様の頭を踏んではいけません!」
その他、
午前中に出てくる蜘蛛は神様の化身だから、殺しては行けません!
蛇口から水を汲む時は、必ず1度流して汲む。
もう私の両親はこの世にはいないけど、今日も朝、台所の水を取り替える時、母は私の心の中に現れて、誉めてくれます。
「〇〇、えらいねー♪」と。
えらいオモニですね👀それをしっかり守っている投稿者さんも立派です😃きっと天国のオモニも微笑んでると思います。