「鶏のから揚げ」が好き！

私は「から揚げ」が大好きです。でも、から揚げと言えば「鶏のから揚げ」が一番。

そもそも「から揚げ」とは？と思いネットで調べたところ、日本には日本唐揚協会なる団体？も存在していて検定試験もあるようです。以下「から揚げウンチク」です。

から揚げの定義

から揚げ（唐揚げ、空揚げ）とは揚げ油を使用した調理方法、またその調理された料理を指す。 食材に小麦粉や片栗粉などを薄くまぶして油で揚げたもの。 一般的にから揚げの具材は、鶏肉を想像する方が多いと思いますが、 決して限定しているわけではありません。 魚のから揚げも、野菜のから揚げも、鶏以外の肉のから揚げも、すべてから揚げです。

から揚げの聖地はどこ？

日本唐揚協会では、から揚げの聖地は「大分県中津市」と認知しています。 また、から揚げ専門店発祥の地は「大分県宇佐市」と認知しています。

から揚げの名前って？

日本の食べ物は、原産がどうあれ海外から入ってきたものには、なんでも頭に「トウ」とか「カラ」をつけるようですね。 トウモロコシなんかも原産は南米と言われ、ポルトガルとの交易から入ってきたと言われていますが、付いた名前は「トウ」の「モロコシ」。 断定はできませんが、中国の唐の時代のイメージが当時の日本人に残っており、舶来物＝唐というイメージが根付いていたのかもしれませんね。

ざんぎって何？

北海道ではから揚げ（厳密にはから揚げのような食べ物）を「ザンギ」と言います。とは言え、最近ではこの「ざんぎ」と「から揚げ」の垣根が曖昧なこともあり、同一のもの、若干味付けが濃い目みたいな方言的な言われ方をしています。 北海道でから揚げを食べるときは、是非「ざんぎ」って注文してみてください。

食べるときのマナー

から揚げに付いているあのレモンですが、取り扱いには注意が必要です。割と何も言わずにかけて当たり前的な振る舞いで、来た瞬間レモンを絞り全体にまぶす方がいますが、気をつけていただきたい。 から揚げを愛する「カラアゲニスト」は、何も足さない純粋なから揚げを最低でもまず一口目だけは外しません。

そもそも、から揚げの皿はみんなが箸を伸ばすいわば公共の場。そこに勝手に色々かけては、他の人に迷惑がかかるかもしれません。一声かけるなどの配慮が必要です。少しだけ人のこと思いやる心。これがから揚げを食べるときに必要なマナーです。

最後の１個

じゃあ、思いやる心をもった結果、最後の１個残ったから揚げをどうするのか？ すごく困りますよね？私としては「最後の１個」は非常にナイーブな問題として認識しております。関東では「関東１個残し」、「遠慮の塊」など、相手を思いやる遠慮深さを物語る現象です。 そこで食べられる「から揚げの気持ち」になって考えてみましょう。ここが思いやるポイントです。

から揚げ好きなあなたに、できるだけ最高のコンディション、美味しい状態であなたの口に入りたいと思っているとは思いませんか？料理人も同様に思っているはずです。ここは遠慮深さをグッとこらえて、思い切ってすばやく自分の皿へ移してみてはいかがでしょうか？どうしても無理という場合もあるかもしれませんが、なんとかあなたの「から揚げ愛」を貫いてみてください。（笑）

（鶏男）