安昌林選手 メダル獲得後のバタフライ効果

バタフライ効果という言葉をご存じだろうか？「１匹の小さな蝶の羽ばたきがやがて大きな嵐となる」というバタフライ効果。東京五輪での安昌林選手の活躍で、今韓国国民の間にウリハッキョに対するバタフライ効果がもたらされている。

今までウリハッキョを知らなかった韓国の若者たちが、オリンピック開催中にモンダンヨンピルに１００名以上も入会した。きっかけは安昌林選手。

コメントで朝鮮学校への応援を語り、インスタグラムに彼の指導を受ける東京朝高柔道部の写真をあげた。それを見た韓国の大勢の若者たちがモンダンヨンピルへの入会を希望し、今、モンダンヨンピル事務局がうれしい悲鳴を上げている。

以前も韓国のマスコミに取り上げられてサーバーがパンクするほどの反響を呼んで会員数が激増したが、当時の入会者は３０～５０代。だが、今回は若い人が殆どだという。

ここが大事なのではないだろうか。早くコロナが終了し、様々な形で朝鮮学校生徒たちとの交流がもたれ、共に未来を作ってゆくパートナーとなることを切に願う。