【お店】立川の住宅街にある「利静庵 甚五郎」

埼玉や東京の多摩地域に点在する「甚五郎」というお店。詳しい系譜は調べてもわからないけど、どこも暖簾分けの形をとっているようだ。甚五郎という店名も立川にもう１件、国分寺、東小金井、所沢にもあるが、こちらのお店は昼営業だけ、しかも車じゃないととても行く気にならない場所にある(笑)

最寄りの駅から近くはないのでウォーキングが趣味の方は良いかもね。外観は古民家風の立派な梁のあるお店だ。真ん中に１０人座れる大きいテーブルがあり、それを囲むように４人テーブルが６卓。掘りごたつじゃないので、シニアの方にはテーブル席がおすすめです。

ここの「甚五郎」は「ごったのらうどん」がおすすめだ。野良仕事を終えたお百姓さんがキンキンに冷えたうどんにネギやナスを炒めて冷やした具材をのせ、透明なスープに黒ゴマをたっぷりかけて、冷たいまんま頬張る、そんな感じのうどんなのだ。

平打ちツルツルの甚五郎のうどんは、いわゆる「武蔵野うどん」のあのゴワゴワとは違います。塩気が多いけど出汁の味がしっかりしているから薄まらず、最後まで美味しくいただきました。

いつも何をしよう？と注文するのに時間がかかる妻も、この店ばかりは食べるうどんは決まっているらしく「地獄うどん」を注文する。私は食べたことはないが、このうどんもおいしそうだ。

多摩地域に点在する〇〇庵「甚五郎」は創作うどんがウリのお店です。機会があれば一度ご賞味あれ！