今日はうれしい日でもあり、ちょっぴり寂しい日でもあります。初級部は77回目、幼稚部は57回目の卒業・卒園式を迎えました。6年生も年長さんも綺麗な制服、園服に身を固めて髪型もとてもきれいに、かっこよく決めて、今日の主役らしく凛とした姿で式を迎えました。
6年生の中には、2歳児クラスから10年間在籍した母校を卒業することとなります。どの子も、今日を祝うような晴天に負けないくらい晴れやかな表情で式に参加しました。
校長先生のあいさつでは、卒業生卒園児全員の思い出が話されて、本当に6年間/3年間いろんな思い出があったなと、思い出に浸りました。
式の途中では卒業生だけでなく、今日を以て学校の保護者を「卒業」されるお父さんやお母さんに、「保護者卒業証書」と花束が贈呈されました。
兄弟を含めて、21年間の長い間、川崎学校の保護者であったオモニ、アボジを表彰するときには、さすがの校長先生も涙ぐんでました。本当に長い間、コマッスムニダ。
式の後は卒業、卒園公演が行われました。6年生の「サムルノリ」から年長さんの歌、そして最後にもう一度6年生たちの言葉で締めくくられた卒業公演は涙こそありませんでしたが、今年の卒業生らしく元気で逞しい姿を私たちの目に焼き付けてくれました。
ちょっと前まで小さくてかわいかった6年生たちが、今日はみな、お兄さん、お姉さんになり、立派に卒業式を迎える姿は、「やっぱりウリハッキョはいいな」と思わせる場でもありました。卒業生の最後の言葉の中で、このような言葉がありました。
「今日のような素晴らしい卒業式の場で、胸をはって舞台に立てるのは、アボジ、オモニ、ソンセンニムのみならず、一緒に生活をした下級生、そして大変な中でも私たちや学校を支えてくださった川崎地域をはじめとした全ての同胞の皆さんと地域のみなさんのおかげだということを、卒業を迎えて初めて心から感じることができました。私たちも大人になったら皆さんの様に、この愛する母校を支えられるような立派な人に育ちたいと思います。6年間、みなさん本当にコマッスムニダ。」
なんと素晴らしいコメントでしょう!学校が子どもたちに伝えたい事が、この言葉の中に全て含まれていますね。
改めて今日のような素晴らしい卒業式を迎えられることができるようになったのも、いつも学校を支えてくださる保護者様をはじめとする皆様のおかげだということを実感させられました。
卒業する6年生のみなさん、卒園する年長組のみなさん、保護者の皆様、そして川崎学校に関心を持たれているすべての皆様に申し上げます。おめでとうございます!
少ないながらも心のこもった良い卒業式ですね。
なんてゆうか、行き届いてる💕