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【宝物】青磁象嵌葡萄童子文梅瓶

「青磁象嵌葡萄童子文梅甁」は高麗時代の作られた梅瓶で、高さが41.5㎝もあり、梅瓶の中で珍しい大きさである。

酒瓶に使われたかと思える梅瓶は高麗時代に活発に製作されたが、この梅瓶は全体的に足が長くなり、底の部分は大きくなり、全盛期が過ぎた時期に作ったものと推測される。

青磁象嵌葡萄童子文梅瓶 高さ41.5㎝ 13世紀後期 宝物286号

肩の部分は比較的大きな花柄を象嵌し、広い胴体にはつるブドウの葉と果実を瓶いっぱいに詰めこんだ。これらはすべて白象嵌で表現したが、ブドウの果実だけは丸い模様ではんこを押したように刻み、その中に黒い点を一つずつ象嵌してぶどうの実を表現している。またブドウのつるの葉の白土の部分は厚く象嵌して特異な効果を示している。下部は稲妻柄を次々と描き、その上には蓮の葉が描いてある。淡緑色が漂う灰青色の釉薬を厚く使用している。

2 COMMENTS

おいくらくらい?

13世紀ですか~ 見事ですね~😊
用途はなんだろう~? 花瓶? へそくりの隠し場所?
こんな立派な壺は、観賞用かなぁ?👀

わかんないわ

ブドウね。カエルのたまごかと思いました💦

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