「금보(琴譜)」は、1572年に安瑺が編纂した古楽譜で、木版印刷された楽譜の中で最も古いものである。この書の巻頭には、安瑺が1561年に掌楽院で官楽を試験する書物に、音符の書き方や指笛の使い方が欠けていることを残念に思い、それを補完するために楽師・洪宣鍾に合字譜を作らせ、楽工の許億鳳に笛譜を、官楽・李斗琴に太鼓譜を作らせて、この楽譜を編纂したという内容が記されている。
この書の内容を見ると、大きく3つの部分に分類することができる。
第1部は著者の巻頭文に続いて、玄琴の絵と平調、羽調平調、平調界面調の形態や指示図、拍譜、太鼓譜、指笛法などの図と説明で構成されている。
第2部は本文で「慢大葉」「鄭石歌」「翰林別曲」「感君恩」「与民楽」などの9曲で構成されている。
第3部は唐琵琶の図と、琵琶弾法、調絃法の解説と「琵琶満大葉」の楽譜で構成されている。
この書は、壬辰倭乱以前の様々な楽譜を含んでおり、朝鮮時代の前期と後期の音楽を比較するための重要な資料と評価され、宝物第283号に指定されている。
畑違いなので、その価値は分からないけど、貴重な資料なんでしょうね😊
で、韓国の漢文の読み方は、返り点が無いから、そのまま上から順番に音読みするんだよね~👀 初めて知った時びっくりしたもん👀
コムンゴの昔の教科書なんだね。
時間があれば読んでみたいな。解読できればの話だけど…
以前、読んだ本のこと(ちょっと難しかったけど😅)が思い出されました。
「15世紀朝鮮王朝にハングルは誕生した。人々は朝鮮語を話すのに、知識人たちは漢字・漢文で書く。名を得るのも、思想を語るのも、法を作るのも、詩を詠むのも、ありとあらゆる知は、母語ではない、漢字・漢文の中にあった。国王・世宗は文字を創製し、若き同志たちがこれを共にした。、文字が生まれると、何が起こるのか?人は文字をいかに生きるのか?
〈話されたことば〉と〈書かれたことば〉の豊穣なる流転、そして言語のおおいなる希望を知る……」
【ハングルの誕生】野間秀樹著(平凡社)より
このブログのおかげで、多くのことを知り得ることができ、感謝してます☺️
全くわからない💦古ぼけた感じからしてきっとスゴイ価値のあるものなんでしょうね。
誰の宝物なのかな?283号って。てことは、他にも宝物が300余りあるんですね❗すごそう。