【学校だより】仮校舎のお掃除ー川崎初級

今日は６月から生活する新しい仮校舎「鶴見朝鮮初級学校」（休校中）に行ってきました。

しっかりと管理をされていたので、中はきれいでしたが、子どもたちが生活をするために、隅々までお掃除をしに、みんなで一足早く鶴見学校に行ってきました。

鶴見学校は、JR鶴見線駅下車徒歩１分の最高の立地条件。駅を降りて学校へ向かう途中には、「鶴見朝鮮初初級学校入口」と書いてある碑石があり、そこを抜けると立派な遊具がある公園（以前は学校の土地）横に立派な校舎が見えてきました。

丸い柱や、昔の朝鮮文化を思わせる屋根など、至る所に朝鮮民族の「色」がある、全国で１番と言っても過言ではないくらいの素晴らしい校舎です。

子どもたちも「おお～」、「すごーい」
説明を聞きながら「へー」など、とても感心していました。

さて、まずはどんな教室や設備があるのかを見に、みんなで「学校探検」です。

広いベランダや、階ごとにあるコミュニケーションスペース、音楽室の中には立派な舞台もありました。

川崎学校に比べるとすべてがコンパクトで、「小さく」感じられますが、いろいろと趣向が凝っていて、とても「使いやすく」なっています。

さて、お掃除です。６月からは新しい環境で生活するという期待もあり、みんな一生懸命お掃除しました。

「隅々まできれいにするぞ！」
「あそこもキレイにしよう」
「あれはここに置けばいいんじゃない？」
みんな最後まで一生懸命お掃除しました。

お弁当を新しい教室で食べ、天然芝の運動場で「初遊び」もし、楽しくすごせました。

子どもたちの中では、ここでの生活を期待する子もいる反面、広い川崎の学校がやっぱりいい、あと２週間でここに来なければならないということで、寂しさを感じていた子もいましたが、逆に新校舎建設について現実味を感じることができたとの話もありました。

また、僕たち私たちのためにこの学校を維持し提供してくれた、鶴見のみなさんのためにも、新しい学校でも勉強と生活を頑張ろう、そして残りの期間現校舎での生活をさらに頑張ろうと話し合いました。

鶴見のみなさん、これからどうぞよろしくお願いいたします。