川崎現校舎最後の生活。いよいよと言うか、とうとうと言うか、川崎学校の現校舎で過ごせる最後の日を迎えました。
既に仮校舎となる鶴見朝鮮学校へのお引っ越しも終えているので、校舎内は「もぬけの殻」状態になっていますが、今日は現校舎との感謝とお別れを含めて、一日川崎学校で過ごしました。
今日の活動内容
①全体トトリ
②学校校舎お絵かき
③校舎内での宝探し
④「全体遊び」
⑤部活動
そして夜は、みんなでお別れ焼肉会が開催されました。
さて、全体トトリ。図書室には、もう一冊の本もありませんので、今日はノリシル(遊び室)で行いました。今日もとても楽しい絵本を読んでくださいました。
今回で百数十回を迎えるトトリもこの校舎で始まりました。最後というわけではありませんが、「最後」にふさわしいとても良い読み聞かせでした。
続きまして、こどもたちの「校舎のお絵かき」。感謝の気持ちを込めて、一生懸命書きました。「53年間ありがとう」の言葉が心にしみますね。
そして校舎の中での宝探し。制限時間内に、53年間を記念した53枚のカードを、みんなの力を合わせて探し出します。
残念ながら、2枚のカードを逃しましたが、「はずれ」を含めると53枚ちゃんと探せました。
今まで入れなかったところに入ったり、屋上から下を眺めたり、滑りたかった中屋上からの避難滑り台を滑ったりしながら、川崎学校の校舎と一緒に楽しく過ごし、そしてお別れすることができました。
1970年に建設された現校舎。建設から今日まで53年間。川崎学校に通った園児、児童、生徒たち、語り切れない無限の思い出が詰まったの万感の思いです。
楽しかったこと、嬉しかったこと、悲しかったこと、悔しかったこと、好きだったこと、嫌いだったこと、反省したこと、何度も挑戦したことなど、万感の思いです。
子どもたちには校舎は決してなくなるわけではなく、「生まれ変わる」とはなし、私たちも仮校舎での生活を頑張り、あたらしく「生まれ変わった」校舎にふさわしい立派な児童として、場所は違えど一生懸命に生活していこうと話し合いました。
来年、またこの場所で「新しい」学びができることを心から楽しみにしています。
川崎朝鮮初級学校の現校舎、53年間すばらしい卒業生育て上げ、川崎地域の拠点として多文化共生を実現し、そして同胞の心のよりどころとして、その役目を立派に果たしました。本当にコマッスムニダ。
「生まれ変わったら」また、立派な子どもたちを沢山育ててくださいね。
コマウォ、ありがとう、川崎学校現校舎!!!
廃校ではなくて、立て直しでしょう?でも、寂しいものですよね😰