【Netflix】韓国ドラマ「剣の詩」大岡警視役で活躍するチョン・ムソン

いまNetflxで、韓国ドラマ「剣の詩」(全9話)が配信されている。内容は1920年代、満州にあった朝鮮民族の居住地・間島を舞台にしたアクション活劇だ。 

一見すると西部劇のようであり、少し子供じみていると思って、私は観るのをためらっていた。 でもNetflixドラマの評判は反日ドラマにもかかわらず上々だという。

盗賊団の頭であるイ・ユン（キム・ナムギル）が、住むところや家族を奪われた人たちを守るために、日本軍や馬賊と戦うさまを描くという物語だ。

そんな中「この人知ってますか？」と、私のLINEに同級生から写真が送られてきた。 今 Netflixで放映している「剣の詩」の日本人・大岡警視役で出ている俳優・정무성は、横浜在住の神奈川朝高出身で在日の俳優らしいよと。

ドラマを観てみたら、無法者を野放しにしているクズみたいな悪い警官で、在間島日本総領事館警察部長の役だ。

ネットでは、「日本人の役も全員韓国人がやってて、日本語の下手さがすごいけど、大岡警視の役やってる俳優さんだけめっちゃ日本語がうまくてびっくりした」と評判だ。それはそうでしょう（笑）

ドラマは、馬に乗って荒野を突っ切っていく場面が数多く描かれ、韓国ドラマにしては珍しい西部劇色の強い作品だ。日本の占領下にあった朝鮮半島のリアルな様子に胸がつぶれる思いもあるが、激しいアクションシーンとそれを彩る美しい音楽に心を奪われる。

まあ、娯楽映画と思って観る分にはいいでしょう。そして人間のクズ・大岡警視役の정무성さんを、私たちは密かに応援しようではないか。