北朝鮮が約5年ぶりに日本上空を通過させる形の弾道ミサイル発射を強行した。金正恩朝鮮労働党総書記が9月の施政演説で表明した「絶対に核を放棄できない」との立場を行動で誇示したといえる。
北朝鮮は対北安全保障協力を強める日米韓への牽制を狙って、さらに大陸間弾道ミサイル(ICBM)発射や7回目の核実験に踏み切る可能性もある。
金氏は9月8日、最高人民会議で核兵器の使用条件などを定めた法令を採択させるとともに、施政演説で法令採択によって「核保有国としてのわが国の地位が不可逆的なものになった」と主張した。米国が北朝鮮を非核化させることで北朝鮮政権の崩壊を狙っているとの強い猜疑心も示した。
金氏は8月に新型コロナウイルスとの闘いに「勝利した」と宣言しており、軍備増強に一層国力を注ぐ環境が整ったとの判断も背景にありそうだ。
国連安全保障理事会がロシアのウクライナ侵略などによる常任理事国間の対立で機能不全に陥っている現状も好機とみなした可能性がある。
北朝鮮は9月25日~10月1日に4回という異例の頻度で短距離弾道ミサイルを発射。米韓が日本海で米原子力空母を投入した合同演習中にも発射を強行しており、過去に例がないほど、米韓への対決姿勢を鮮明にしている。
北朝鮮が日本上空越えのミサイル発射やICBMの発射、6度目の核実験を重ねた2017年当時よりも軍事的挑発を強めていく事態も想定される。
韓国の情報機関は、北朝鮮が今月16日に開幕する中国共産党大会以降、11月8日の米中間選挙までの間に7回目の核実験に踏み切る恐れがあるとみて警戒を強めている。
※記事は産経新聞web版から引用。
産経新聞ねぇ・・・
私はあえて産経新聞の記事を載せるということに、このブログの姿勢を感じますね。
この産経新聞記事、すごく真っ当なこと言ってると思いますよ。ある意味北朝鮮が発している意味は直線的で「絶対核兵器は放棄しません。核開発はやり続けます。ミサイル開発はアメリカ本土を射程に入れるまでやめませんよ」と明確に宣言してるし、そのための布石を着々と打ってきている。
北朝鮮はもうアメリカしか眼中になく、核戦争のレベルをこれからも上げますよと宣言し、それを実行している。
アメリカが真摯に北朝鮮と向き合わなければ、状況は好転するどころかどんどん悪くなるばかりだ。
ただし、北朝鮮が言う通り「核の放棄につながる交渉」は一切受け付けないでしょう。
もう核保有国と認めて交渉のテーブルにつく時期に来ているのでは?と思います。
まあ日本政府は北京大使館にFAXの文章を送って「厳重抗議」が精いっぱいだと思いますが。
本国の思惑もあるんだろうけど、日本に住んでいる在日からしたら、少し理解に苦しむよね~💦
こんな時、イルクンたちはどんな気持ちなんだろう~?💦
平和に仲良くなれないものかな~👀😢
どちらにせよ在日は目に見えぬ圧を受ける。
確かに。事実のままを書いていると感じました。「可能性」や「予測」も入っているけど、個人的には「そうだろうな」と思われる内容でした。
「産経新聞アレルギー」のようなものがあり、つい感情的にみてしまったようです。